インペリウム
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1.概要
1.1.「帝国」としてのインペリウム
共和政期中期になると、インペリウムは「インペリウム(命令権)の及ぶ範囲」という意味でも用いられるようになった[12][13][10]。ローマの命令権の及ぶ範囲がインペリウム・ローマーヌム(Imperium Romanum)であり、すなわちローマ帝国である[13][14]

古代ローマ歴史家は、アテネ帝国スパルタ帝国カルタゴ帝国マケドニア帝国ペルシア帝国バクトリア帝国パルティア帝国といった強国を指して特別に「帝国Imperium)」と呼んだ[15]。これらの帝国のうちアテネ帝国、スパルタ帝国、カルタゴ帝国は民主政寡頭制の帝国であった。また、君主政の帝国の場合には帝国の君主は「王(rex)」と呼ばれた[16]

こうした共和政ローマ時代のインペリウムの概念は、単に古代ローマ人の用いた用語としてだけではなく、現代に至るまでヨーロッパにおける「帝国」の概念として用いられ続けている[17]。このラテン語のインペリウムが時とともに音韻変化を遂げたものが、日本語において一般に「帝国」と訳されている英語のエンパイア(Empire)やフランス語のアンピール(Empire)である[18][19]

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出典:Wikipedia
2019/07/01 01:01
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