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リットル
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5.記号のゆれ
5.1.l から L へ
当初、リットルを表す単位記号は小文字・立体の l だけであった。SIにおいては、人名に由来する単位については記号の一文字目を大文字にし、それ以外の単位は全て小文字で書くことになっていたからである。しかし、多くのラテン文字を由来とする文字を使用する国では、筆記体アラビア数字の 1 を単に垂直の線のみで示すのが一般的であり、これとラテン文字の小文字の l とは酷似している[注 2]ため、誤認されることがあった。

1979年、第16回CGPMは、小文字・立体の l 以外に大文字・立体の L もリットルの新たな単位記号として用いることを採択した。また、将来この2つのうちのどちらか1つのみを正式なものとして選択されるべきであると表明されたが[18]、1990年の会議ではまだその時期ではないとされた[19]

したがって、現在でも l と L のどちらを用いても正しいが、日本では産業技術総合研究所が、大文字・立体の L を使用することを推奨している[20]。法令においても例えば農林水産省の「飼料及び飼料添加物の成分規格等に関する省令」は、「L」を用いることを規定している[21]

一方、アメリカ標準技術局 (NIST) は、SP811において、アメリカ合衆国では大文字 L を使用すると規定している[22]。このためSI文書のNISTバージョンであるSP330においてもリットルの記号として L のみを掲げている[23]。なお、United States Government Publishing Office英語版 Style Manualにおいても、大文字 L を使用すると規定している[24]

このような事情から、現在では日本においても、記号 L の使用が優勢となっている。

なお、リットルに大文字「L」を用いるのは、その由来がクロード・リットル (Claude ?mile Jean-Baptiste Litre) という人名によるものである、という冗談をケネス・ウールナー (Kenneth Woolner) が1978年のエイプリル・フールのジョークとして教師向けの化学のニュースレターに載せ[25]、それが1980年に国際純正・応用化学連合 (IUPAC) の雑誌 Chemistry International[26] に事実として記載され、同雑誌の次号において撤回されるという事件があった[27]。詳細はクロード・リットルを参照のこと。

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出典:Wikipedia
2020/01/11 02:00
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