ポケモンの一覧 (102-151)
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概要
ポケモンの一覧(ポケモンのいちらん)では、任天堂のゲームシリーズ『ポケットモンスター』に登場する架空の生物「ポケモン」809種のうち、『ポケットモンスター 赤・緑』から登場し、シリーズ共通の全国ポケモン図鑑において102から151までの番号を付与されている種を掲載する。

目次[編集]

タマタマ[編集]

ヒビの入ったのようなものが6個で集まって構成されているポケモン。うち1個は中身がむき出しになっている。卵のように見える体は、実は植物の種に近い体組織である。たまにピジョンに捕食される。リーフのいしでナッシーに進化する。

1個だけ引き離しても、テレパシーによってすぐに集合する習性があり、短編映画『ピカチュウたんけんたい』では、一匹足りないタマタマにトゲピーが加わり、5匹はトゲピーを仲間だと思って離れようとしない描写があった。

ナッシー[編集]

タマタマの進化形。「歩く熱帯雨林」と呼ばれ、ヤシの木のような体に、顔のついた3つの実のような頭を持つ。顔はそれぞれ意思を持っており、どれかが地面に落ちると、その頭が進化前の姿であるタマタマになり、テレパシーで仲間を集める。

「リフレクター」や「やどりぎのタネ」「だいばくはつ」など優秀なわざを覚えることから、ニンテンドウカップ(特に1998年、2000年に開催された大会)などでよく使われた。1997年大会では決勝進出者15人中4人が、1998年大会では決勝進出者7人中2人、2000年大会では決勝進出者11人中3人がが使用するという実績を残している。『赤・緑・青・ピカチュウ』『ファイアレッド・リーフグリーン』では、最初にゼニガメを選ばなかった場合にライバルが使ってくることがあり、『金・銀・クリスタル』『ハートゴールド・ソウルシルバー』でもジムリーダーとなったグリーンが引き続き使用する。

ポケモンだいすきクラブが発表したデータによると、第一世代のポケモンの中で鳴き声の長いポケモンの第2位である[1]

『赤・緑』の開発途中であった1992年におけるゲームフリーク社内部の社内報で掲載された社内における人気投票では、ナッシーが1位を獲得していた[2]

進化前のタマタマやユキカブリ系統と共にポケモンの中でもっとも弱点(太字は4倍)が多く、通常種ではほのお・ひこう・どく・こおり・むし・ゴースト・あく、リージョンフォルムではひこう・どく・こおり・むし・ドラゴン・フェアリーとなっている。

タイプ:くさ・ドラゴン、高さ:10.9m、重さ:415.6kg、特性:おみとおし
アローラ地方でのナッシーの姿。進化方法は通常種と同じ[3]。異様に長く伸びた首が特徴[4]。1年中強い日差しが降り注ぐアローラ地方の環境が、姿の変化をもたらした。アローラ地方のナッシーこそ、本来の姿であるとアローラ地方の人々は誇らしげである。長い首を鞭のようにしならせて、堅い頭部をハンマーのように叩きつけて攻撃するのが得意だが、その首が弱点になってしまうこともある。他の地方のナッシーと違い、尻尾に4つ目の頭があり、この頭は独立して尻尾を操り、キリンリキのように頭の攻撃の届かない後方の敵に立ち向かう。ときどき、突っ張りの稽古をしようと普通のヤシの木と間違えたマクノシタから張り手を受け、怒ってマクノシタを吹き飛ばす様子も見られる。
ドラゴンタイプなので伝説の技「りゅうせいぐん」も使える。くさ・エスパーからくさ・ドラゴンに変わったため、ほのお技やむし技のダメージが半減したものの、前述の通りこおり技が4倍弱点になった。また、新たに専用技として「ドラゴンハンマー」も覚える。頭をハンマーのように勢いよく降り下ろして攻撃する。
アニメ『サン&ムーン』では脇役ポケモンとしてたびたび登場しており、無人島では群れで登場した。アローラリーグではオーキド校長のポケモンとして登場、ハウのアローラライチュウとバトルし敗れた。
その長い首が強いインパクトを与えることから、この姿の判明直後からコラージュの素材として使用され、Twitter上でもコラージュ画像が数多く拡散された[5]
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』ではモンスターボールから登場。触れてもダメージ等は無く、時折左右に移動する以外は何もしないが、その上下に長い頸によってステージを分断する。壁扱いであり、一部キャラクターは頸に貼り付いたり三角跳びをしたりできる。

カラカラ[編集]

主に墓場など寂しい場所に出現するポケモン。手に骨を持ち、頭に死別した母親の頭蓋骨を被っている。寂しくて泣く時、被った頭蓋骨がカラカラと音を立て、物悲しく聞こえる。その声を聞きつけたバルジーナに狙われることもある。被った頭蓋骨から左右の目のみ見えるものの素顔は誰も見たことがなく、骨を被っていないカラカラはまだ発見されていない。親が死ぬ前のカラカラは骨を被っていないのか、それとも骨を被った時点でカラカラとなるのかは不明。タマゴから孵るカラカラは生まれた時から骨を被っている。

赤・緑』では母親のガラガラを殺され、シオンタウンの女の子に保護されるカラカラが登場する。また、民家にいる女性に話すと、母親を殺した犯人がロケット団であることが分かる。さらに他の住民の話によると、カラカラやガラガラの被る骨は高値で取引されることが分かり、このことからロケット団が非合法な乱獲を行っていたと推測できる。「人間のエゴによってポケモンが殺され、孤児になる」という、シリーズを通してもかなり重いテーマを背負っていた。

アニメ版では第9話でセイヨのポケモンとして登場。地面タイプのため電気技は効かないが、ピカチュウに頭蓋骨を回されて視野を奪われ、「ひっかく」や「かみつく」といった本来ピカチュウが覚えない物理技を受け敗北する。その後も号泣していた。

ガラガラ[編集]

カラカラの進化形。頭に被っている母親の頭蓋骨がピッタリとはまるようになり、ひびが消えて骨の形状もシャープに変化している。寂しがりで泣き虫だったカラカラと比べ、性格は強気で粗暴になった。元々は臆病だったが、骨を武器として扱うことにより凶暴化した。飛び回るバルジーナに向かって骨を投げて撃ち落とそうとすることがあり、これは仲間の骨を奪われた復讐ではないかと噂されている。骨で倒木を叩くことで仲間と連絡を取る。世界のどこかにガラガラだけの墓場があるらしい。

赤・緑・青・ピカチュウ』『ファイアレッド・リーグフリーン』ではポケモンタワーにガラガラの幽霊が登場する[6]。カラカラは頭にかぶっている骨が高く売れるためにロケット団に狙われており、このガラガラは子供と逃げる途中に殺されたものである。シオンタウンの民家に住むカラカラの母親で、子供への未練と人間への恨みから地縛霊として成仏できずにいたが、バトル後には無事に天に召された。初代ポケットモンスターはRPGの『MOTHERシリーズ』をモデルにしていると田尻智も公言しており、そのせいかこういったテーマ的に重い描写や設定、台詞回しなどが垣間見られる。

第一世代では対戦において目立たないポケモンであったが、第二世代でカラカラとガラガラのみに効果を発揮する専用アイテム「ふといホネ」を獲得。これによりパワーが爆発的に強化され、ニンテンドウカップ2000全国大会決勝進出者11人中5人が使用するという実績を残した。2005年全国大会中学生以上の部では決勝大会進出者9人中2人が使用。

TVアニメ版ではサイゾウの手持ちで登場。本来は効かないはずのピカチュウの電撃攻撃でなぜか倒すことができた。ロケット団のせいでサイゾウの元を去り一時孤立したが、すぐに絆を思い出し仲直りした。

タイプ:ほのお・ゴースト、高さ:1.0m、重さ:34.0kg、特性:のろわれボディ / ひらいしん / いしあたま(隠れ特性)。
アローラ地方でのガラガラの姿。通常種よりも少し痩せ、腕は比較的やや長い。体の色は黒っぽく、背中には肩甲骨、背骨、骨盤のような模様がある。頭に被った骨の額部分にも黒い模様があり、これはマッチ箱のヤスリに相当する役割を持つ。手にした骨を額で擦りつけることで両端に緑色の炎が着火する。
緑豊かゆえ天敵となる草タイプのポケモンが多数棲息し、カラカラやガラガラにとって過酷なアローラ地方に渡った結果、炎を操る術と、強まった仲間との結束から転じた霊感に近い能力の2つを獲得し、姿を変えた。通常種と比べて群れの仲間との結束が一層固く、仲間が死んだ際には道の隅に埋葬する習性がある。手にした骨は各個体の母親のものであり、この骨を額でマッチのように擦ることで、死してなお子を想う母の無念がこもった不思議な緑色の炎がまとわれる。両端に火がついた状態で骨を回転させる舞を踊ることから、アローラ地方の人々には魔術師と呼ばれ恐れられる。戦闘では炎を纏った骨で殴りつけることで、水でも消えない呪いの炎を対象に燃え移らせるほか、骨を振るうことで、威力が低い代わりに相手を追尾する火の玉として放つことも可能。
カラカラが夜にlv28になる事で進化する[7]。専用技として、魂が宿った骨で殴る攻撃技「シャドーボーン」を覚える。攻撃後に相手の「ぼうぎょ」を一段階下げることがあるゴーストタイプの物理技。 カキのポケモンとして登場し、TVアニメ版『サン&ムーン』でもカキのポケモンとして登場。最初は野生のポケモンだったが、ヴェラ火山の宝である『ヴェラの冠』を強奪し、それを取り返そうとしたカキのバクガメスを一度は破るが、翌日の再戦で敗れ冠を返還。そして、カキに捕獲され、彼の手持ちポケモンとなった。

サワムラー[編集]

「キックの鬼」の異名を持つ雄のみのポケモン。茶色い楕円形の体から手足が生えたような外見。バルキーから進化する種のひとつで、進化する時に「こうげき」が「ぼうぎょ」より高いとサワムラーとなる。腕よりも足が発達し、その足はばねのように伸縮し、最大2倍の長さにまで伸びるため、遠くの敵にも攻撃できる。急いでいると歩く度に大股になっていく。戦ったあとは、足をよくもみほぐしている。存在としてエビワラーとは対をなすポケモンである。キックポケモンの通り、「メガトンキック」、「とびひざげり」、「ブレイズキック」などキック系の技を多く覚えるが、「きあいパンチ」、「ばくれつパンチ」、「バレットパンチ」などパンチ技も覚える。

赤・緑・青・ピカチュウ』および『ファイアレッド・リーフグリーン』では、格闘道場の師範に勝つとサワムラーかエビワラーの二者択一で手に入れられた。

アニメではムサシが選手から奪ったポケモンとして使用したが、サトシのオコリザルに敗れた。『ミュウツーの逆襲』ではソラオのポケモンとして登場、コピーとバトルする。

ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ』では、モンスターボールから登場。一番近い敵に対して「とびげり」を繰り出す[8]

実在の人物がモデルとなっているポケモンの一体で、名前の由来は元キックボクサー沢村忠。英語版とドイツ語版、フランス語版における名前 "Hitmonlee[9]" の由来は、ブルース・リーから。

エビワラー[編集]

「唸る拳」の異名を持つ、ボクサーの姿をした雄のみのポケモン。サワムラーと比べてより人型に近い外見をしており、両手にボクシンググローブをはめている。バルキーから進化する種のひとつで、進化する時に「ぼうぎょ」が「こうげき」より高いとエビワラーとなる。世界チャンピオンを目指していたプロボクサーの魂が乗り移っていると言われ、そのために不屈の精神力を持つが、3分戦うと休憩したくなる。

新幹線と互角の速さでパンチを繰り出すことができ、その拳は掠っただけで火傷のような擦過傷を負うほど。一見何もしていないように見えても、実は高速でパンチを繰り出していることもある。またパンチは威力を上げるために、あらゆるパンチをコークスクリュー・ブローのように拳を回転させながら放つ。それによりコンクリートの壁でさえも、ドリル状に削りやがて貫いてしまう。存在としてサワムラーとは対をなすポケモンである。パンチポケモンというだけあって、「メガトンパンチ」、「ほのおのパンチ」、「かみなりパンチ」、「れいとうパンチ」、「マッハパンチ」、「ばくれつパンチ」、「バレットパンチ」、「れんぞくパンチ」、「グロウパンチ」などパンチ技を多く覚えるが、「とびひざげり」などのキック技も一応覚える。

赤・緑・青・ピカチュウ』および『ファイアレッド・リーフグリーン』では、格闘道場の師範に勝つとサワムラーかエビワラーのどちらかを手に入れられた。

アニメでは脇役のような扱いで登場することが多い。

数少ない、実在の人物をモデルとするポケモンの一体で、名前の由来は元プロボクサーでフライ級世界チャンピオンにもなっている海老原博幸[10]。体重の50.2kgは現実世界のフライ級とほぼ同じ。英語版とドイツ語版、フランス語版における名前 "Hitmonchan" の由来は、ジャッキー・チェンから。

ベロリンガ[編集]

薄いピンク色の体で、両足や腹部に模様があり、サンショウウオのような大きく太いしっぽと身長の約2倍 (2.5m) もある長い舌を持つポケモン。普段は口の中に舌を巻いて収納しているが、舌を1mほど出しているときがあり、これはすぐに舌を伸ばせるようにするための仕草である。完全に口の中に舌を収納したベロリンガを見られるのは野生か落ち着いて寝ているとき程度で、非常に珍しい。

舌の先まで神経が発達しており、舌で微妙な動きや自由自在に伸ばしたりしたりして器用に操り、戦闘の攻撃、防御から獲物の捕食まであらゆる行動をすることができる。初めて見るものは舌で舐め回し、味と感覚で相手を記憶して、獲物にできるかどうか確認する。ただし、異物と感じたものやゴミは吐き出す。

赤・緑』『ファイアレッド・リーフグリーン』では野生のものが出現せず、ゲーム中のトレーナーとの交換でしか入手できない。

ダイヤモンド・パール』より、進化形のベロベルトが登場した。「ころがる」を覚えた状態でレベルアップすることで進化する。

TVアニメ版ではロケット団ムサシの手持ちポケモンとして登場。無印146話にて、不意のはずみで少年テルのソーナンスと交換され、彼のポケモンになる形で退場してしまう。

ドガース[編集]

人類の生み出した廃棄物質から生まれたポケモンの一つ。紫の丸い体が特徴。兵器工場の毒ガス貯蔵倉庫で最初に発見された。風船状の形をしていて、排ガスや毒ガスなどを詰め込むことで身体を形成している。近づくと体が透けて体内で猛毒のガスが渦巻いている様子が分かるが、臭い。

腹にはドクロマークのような模様があり、この模様は映画『ミュウツーの逆襲』の冒頭に出てくる海賊トレーナーのバンダナの模様や、『ポケモン不思議のダンジョン』のチームフラッグにも使われている。また『青』でのみ、腹にあるドクロの模様が額にあった。

TVアニメ版ではロケット団コジロウの手持ちポケモンとして登場。

ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』では、モンスターボールから登場。周囲にガード不可の「スモッグ」を噴射して攻撃。食らった敵はドガースに引き寄せられるように吹っ飛ぶ[11]。『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』ではゲームモードの1つ「フィールドスマッシュ」の敵キャラとして登場。周囲に「どくガス」を噴射し、食らったファイターは弱体化する。『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』ではゲームモードの1つ「ワールドスマッシュ」のイベントに登場し、1ターンの間「えんまく」でボードを覆い隠す。シリーズを通して声は石塚運昇が担当。

マタドガス[編集]

ドガースの進化形。ごくまれに、2つの毒ガス成分が長時間吹きだまっている場所や、突然変異で出現することのある双子のドガース。大きく牙があるドガース、普通サイズのドガース(腹のドクロマークは頭蓋骨だけ)、若干小さくて生成途中の顔がないドガースによって構成され、どれもくっついている。顔がないドガースは未成長なだけなようで、稀に三つ子のマタドガスが見つかることもある。片方のドガースがふくらむと、もう一方のドガースはしぼむ。これを繰り返すことで体内の毒ガスを混ぜ合わせる。

ゴミから出る悪臭やガスを吸いに集まるので、ゴミ捨て場やゴミ処分場、埋立地などにも出没する。腐った生ゴミから出る悪臭が好きらしく、掃除をしていない民家に住み着いて深夜その臭いを吸っている。マタドガスが出すガスを1000倍に薄めると最高級の香水が出来上がる。

TVアニメ版ではロケット団コジロウの手持ちポケモンとして登場。

大乱闘スマッシュブラザーズDX』では、モンスターボールから登場。「スモッグ」を噴射して周囲のファイターを攻撃しつつ浮かせる。強制スクロールのステージでは、置き去りにされることもある。声優は石塚運昇

タイプ:どく・フェアリー、高さ:3.0m、重さ:16.0kg、特性:ふゆう / かがくへんかガス。
ガラル地方でのマタドガスの姿。通常種と比較して、体色は灰色で排出されるガスは黄緑色、口周りにガスがヒゲ状にまとわりついている、頭頂部にシルクハット状の高い煙突が付いている、といった外見上の差異がある。
汚れた空気や毒ガスを摂取しており、毒素のみを抽出・吸収し、嗅ぐだけで麻痺の症状を起こす高濃度の毒ガスとして自分の周囲に漏れ漂わせている。なお毒素を吸収された残りのガス成分は、洗浄された空気として頭頂部の煙突から放出されている。

サイホーン[編集]

サイのような姿をしたポケモン。草原に生息する。全身に先の丸いとげが生えており、鼻の位置に一本の角を有す。角が長い方がオス。骨は人間の1000倍の硬度で、突進を始めると理由を忘れて道にある物全てを気にしなくなる程頭が悪いので、ゴーリキーのように人間の仕事には使えない。TVアニメ版では第35話に登場。サトシが捕獲しようとしてサファリボールを投げたが、たまたまその間を横断しようとしたケンタロスの群れに当り、代わりにケンタロスが捕まった。また、「ポケットモンスターXY」では、セレナの住むアサメタウンの彼女の家にいる個体や、XY&Z第16話「マスタークラスへの試練、どうするセレナ!?」では、別個体のサイホーンが登場しており、セレナに懐いていた。

『ミュウツーの逆襲』ではソラオのポケモンとして登場、ミュウツーに「たいあたり」するが受け止められた挙句そのまま弾かれてしまった。その後はコピーと対戦する。

第5世代までリザードンとサイホーンの鳴き声は全く同一であった[12]

サイドン[編集]

サイホーンの進化形。進化に伴い二足歩行を行うようになる。二足歩行が脳の発達を促し、ひたすらに突進を繰り返すのみだったサイホーンに比べ知能の面でも向上が見られるが、乱暴な性格や物忘れのひどさには変化がない。鼻先にはドリルのような形状の角を持ち、回転させて相手を貫く。サイホーン同様、角が長い方がオス。その威力は一撃で高層ビルをも破壊するほどだという。さらに鎧のように頑強な皮膚は、大砲の砲撃や2000度のマグマにも耐えうるが、一方でくすぐるなどの刺激に対して鈍感な側面もある。

サイホーンがレベル42で進化するほか、一部のバージョンでは野生でも出現する。『ダイヤモンド・パール』では新たに進化形のドサイドンが登場した。サイドンにアイテム「プロテクター」を持たせ、通信交換を行うことで進化する。

ゲームでは多数のトレーナーが使用し、中でもカントー地方のチャンピオン→トキワのジムリーダー・グリーンのものが知られている。『赤・緑』ではロケット団ボス兼トキワのジムリーダー・サカキも切り札として使用する(アニメ『ポケモン THE ORIGINS』にも登場した)。

TVアニメ版では第57話にカツラのポケモンとして登場。サトシピカチュウの電撃をものともしないが、角に「かみなり」を浴びせられて倒れる。

ラッキー[編集]

卵のような見た目で♀しか存在しないポケモン。外見は薄桃色の丸い体で、腹部のポケットに卵を抱えている。その外見と生息数がとても少ない事で、いつしかラッキーを持っているトレーナーは幸せになれるという言い伝えが出来た。普段は持っている卵を割らないように気をつけて歩いており、じっとしている時は両手を合わせている事が多い。卵の栄養価はとても高く、食べるとかなり美味とされる。そのため卵を狙う人間や他のポケモンも少なくないため、それらから必死で逃げるうちに逃げ足が速くなったと推測される。『金・銀』からは進化形のハピナスが、更に『ダイヤモンド・パール』からは進化前のピンプクが登場している。通常レアリティでは最もレア度が高いポケモンのひとつ。

ラッキーとハピナス専用技として「タマゴうみ」があり、『赤・緑・青・ピカチュウ』では技マシンで、『金・銀・クリスタル』からはレベルアップで覚えられる。ニンテンドウカップ98では「どくどく」+「ちいさくなる」+「タマゴうみ」のコンボで持久戦に持ち込めやすかったので、多くのトレーナーが使用した。現在ではこのコンボが横行した事もあり公式大会では制限時間が設けられている。

TVアニメ版のラッキーは各地のポケモンセンターに配属されており、ジョーイのサポートをしている。初登場は第2話で、重傷を負ったピカチュウを乗せたストレッチャーを押していった。「ラッキー看護学校」というラッキー専門の学校もある。過去にラッキー看護学校に間違えて入学したムサシが、そこで一匹のラッキーと仲良くなった。『ダイヤモンド&パール』ではタケシのポケモンとして登場。声優は伊東みやこ

webアニメ『ポケモンジェネレーションズ』ではモミのポケモンとして第10話に登場。声優はこおろぎさとみ(英語版でも共通)。

『ポケットモンスター 4コママンガ劇場』では主にコイキングネタが主流の藤凪かおるの作品で突っ込み役として登場するが、このラッキーは2巻のみ公式のとは違い黄色で描かれている。藤凪はこれについて自身のホームページで「当時はモノクロの資料しかなく、色がわからなかった」と述懐している[13]。性別はメスしか存在しないが、当初は性別の概念がニドランとその進化系を除き存在しなかった為、マンガでは一人称が「僕」のラッキーも存在する。

ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ』では、モンスターボールから登場するものと、ステージ「ヤマブキシティ」のギミックとして登場するものがいる。どちらも「タマゴうみ」で周囲に卵を置く。卵は投げることができ、割れると別のアイテムが出てくるが、たまに爆発する「タマゴばくだん」も混じっている。ステージギミックのラッキーは触れたファイターのダメージが回復する他、攻撃して吹っ飛ばせる。『大乱闘スマッシュブラザーズDX』ではモンスターボールからのみ登場。投げられない代わりに取得するとダメージが回復する卵も存在する他、ラッキー本体を攻撃して吹っ飛ばせるようになった。

モンジャラ[編集]

絶え間なく動く青いツルが本体を覆う、本体が良く分からない変わったポケモン。丸い目と赤い長靴のような足だけがツルから出ている。葉や花びらや毒を主な攻撃手段とするくさポケモンの中では特異な、ツルを使った攻撃を主体とする。

ダイヤモンド・パール』より、進化形のモジャンボが登場した。「げんしのちから」を覚えた状態でレベルアップすることで進化する。

『ダイヤモンド・パール』では野生のモンジャラが出現しないため、GBA版からパルパーク経由で送るか、『プラチナ』『ハートゴールド・ソウルシルバー』から通信で送る必要がある。

TVアニメ版ではタマムシジムでエリカが使用。サトシフシギダネと戦い、勝利しているが、ヒトカゲに敗れる。

ガルーラ[編集]

おなかの袋に子供を入れて育てるという、有袋類カンガルーのような特性を持つポケモン。大きく茶色いほうが親で小さく青いほうが子供であり、設定上メスしかいない。進化系統がなく、人間がタマゴを孵した時から既におなかの袋に子供がいるため、その生態についてはまだ謎が多い。子供を押し潰さないように、座った体勢で寝る。子供は約3年で親離れする。「メガトンパンチ」「ピヨピヨパンチ」「グロウパンチ」などといったパンチ攻撃も多く覚える[14]

X・Y』では「メガガルーラ」へとメガシンカを遂げる。

タイプ:ノーマル、高さ:2.2m、重さ100.0kg、特性:おやこあい。
メガシンカの爆発的なエネルギーが、親ではなく袋にいる子供の方に作用、一時的に成長してよりガルーラらしい外見となり、袋から飛び出す。親に外見上の変化はないため高さはそのままだが、子供が成長した分重さが増加している。
メガシンカのエネルギーは子供の方に作用するものの、メガガルーラとして戦闘力が上昇するのは、むしろ子供の成長に喜んだことで張り切った親個体の方である。子供の方は負けん気ばかりが強くなるため母親としては喜ぶ一方気が気ではなく、その背中をみて将来を少し心配する気持ちと、いずれ訪れる別れに思いをはせる気持ちも同居する。
メガシンカすると、「HP」を除いた全ての能力がバランスよく上昇する。特性は「おやこあい」となり、2回連続攻撃が可能になる。 TVアニメ版では第34話「ガルーラのこもりうた」で初登場。ガルーラ同士で群れを作り、その群れの中で育つ人間の野生児がメインとなった物語。ガルーラの声優小林幸子が担当した。

また、小林幸子は「ガルーラ小林」名義で「ポケモン音頭」を歌っている。同曲のビデオではガルーラをモチーフとした派手な衣装を身に纏って登場している。

ニンテンドウカップ97の優勝者が使用していたポケモンの1体であるが、決勝進出者15人中ガルーラを使用していたのは優勝者1人だけであった。

スマートフォン用アプリ「Pok?mon GO」では、オセアニアオーストラリアニュージーランド)のみに出現する地域限定ポケモンとして設定されている[15]

タッツー[編集]

タツノオトシゴのような姿をしたポケモン。口から墨を吐いて逃げる。背中のひれで自由自在に泳げ、前を向いたまま後ろに移動することもできる[16]。分類はドラゴンポケモンだが、進化後のシードラと同じくドラゴンタイプは持たず、みずタイプのみであり、さらに進化したキングドラになってようやくドラゴンタイプを含むようになる。

TVアニメ版ではカスミのポケモンとして登場。

シードラ[編集]

タッツーの進化形。海生ポケモンの一種で珊瑚礁を住処としている。タッツーの持っていた全身のヒレが鋭い毒針に変化し、目つきもあわせ攻撃的な外見となった。進化の過程で遺伝子にも変化が生じているが、これがシードラの外見に影響を与えたのか、或いはキングドラに進化するための布石なのかは定かではない。全身の毒針は麻痺性の毒を分泌しており、不用意に接触を試みると刺されて気絶してしまうこともある。縄張り意識が強く、シードラの巣周辺で珊瑚を採ろうとしたダイバーが刺される事故が後を絶たない。一方で毒針や骨は漢方薬の原料として珍重されてもいる。泳ぎは得意であり、前進はもちろん、吸い込んだ水を一気に吐き出して後ろへ泳ぐことも可能。水中で回転して渦潮を作り出し、獲物を弱らせてから丸呑みで捕食する。子育てをオスが行う習性を持つ。

金・銀・クリスタル』以降はシードラに「りゅうのウロコ」を持たせて通信交換をするとキングドラへ進化する。

TVアニメ版では第76話でコームの二番手として登場。サトシキングラーと戦うが、進化直後のキングラーの勢いに押され敗れた。『ミュウツーの逆襲』ではソラオのポケモンとして登場、ギャラドスやドククラゲとは違い、陸上でのバトルや行動のシーンはないが、陸上に立っているシーンはある。

トサキント[編集]

キンギョ(トサキン)のような姿をしたポケモン。実際のキンギョと異なり、頭部に角を持つのが特徴。角が長い方がオス。発達した尾鰭や胸鰭を動かして、5ノットの速さで海中を優雅に泳ぐ姿から、「水中の女王」や「水の踊り子」とも呼ばれる。産卵の時期になると、集団で滝を登る。しかし角による突進力は凄まじく、ガラス窓をも割るほど。

TVアニメ版ではカスミのポケモンとして登場。声優は大谷育江

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』ではアイテム「モンスターボール」から出現するポケモンの一体として登場。出現後「はねる」だけのいわゆるハズレとしての扱いだが、この役割にトサキントが採用された経緯について、ディレクターの桜井政博はTVアニメ版におけるトサキントの声から着想したとしている[17]

アズマオウ[編集]

トサキントの進化形。トサキントと同様にキンギョ(アズマニシキ)のような姿をしており、黒い斑点が多いのが特徴的。雄が雌に求愛行動を行うために川の上流に集まると、一面が真っ赤に染まる。この時期の雄は身体に脂がのり、色もより鮮やかになる。角で岩に穴を開け、そこに卵を産む。これは川の流れで卵が流されないようにするため。トサキント同様、角が長い方がオス。

『ポケットモンスターを極める本』には「アズマオウは食べられるかどうかはわからないが魚だ。かなり脂が乗ってそうだし、やはり焼くのがベストなのか」と、ライターが食材として意識しているかのような記述があった[18]

TVアニメ版では『ポケットモンスター アドバンスジェネレーション』にてルネシティのジムリーダー・アダンが使用する。

ヒトデマン[編集]

ヒトデのような姿をしたポケモン。実際のヒトデには性別があるが、ヒトデマンは雌雄同体であり、性別は定義されていない。体の中心部には「コア」と呼ばれる発光体を持ち、夜になるとコアが赤く点滅する。実際のヒトデ同様、体の一部が欠損しても再生する。

『ファイアレッド・リーフグリーン』での入手方法はシェルダーと対となっている。

TVアニメ版ではカスミのポケモンとして登場。

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』では、『DX』以降でアイテム「モンスターボール」から出現するポケモンの一体として登場。敵キャラの横につけ、「スピードスター」を連射して攻撃する。

スターミー[編集]

ヒトデマンの進化形。五芒星を2つ重ね合わせたような形状をしている。体の中心部にあるコアは八角形になり、色の鮮やかさも増した。夜になるとヒトデマンと共に夜空に向けてコアを点滅させる。この際、コアからは電波が発せられている。また、その幾何学的な形状から一時期「地球外生命体ではないか」と地元で疑われたこともあったと、図鑑では紹介している(この「地元」がどこを指すのかは不明)。

ヒトデマンに「みずのいし」を与えると進化する。特殊攻撃使いのエキスパートと評され、ニンテンドウカップでも多くのトレーナーが使用している[19]テレビ東京で放送された『64マリオスタジアム』では隠れ強豪ポケモンとして扱われていた。その人気は高いもので、ニンテンドウカップ98では決勝戦進出者7人中、ラプラスを使用した1人以外全員が使用している。ニンテンドウカップ2000でも決勝進出者11人中6人が使用している。2005年全国大会の東京大会代表決定戦で小学生の部を優勝したプレイヤーのメンバーとしても、ニンテンドウマガジンの記事で紹介されている[20]

赤・緑』および『ファイアレッド・リーフグリーン』ではハナダジムのカスミが繰り出してくるポケモンであり、「じこさいせい」を使ってくる(『ファイアレッド・リーフグリーン』のみ)ため序盤の強敵となる。そのほかに『X・Y』で四天王のズミが使用。

TVアニメ版ではカスミのポケモンとして登場。また、金銀編では「スターミーズ」というプロ野球チームが登場。

ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ』では、モンスターボールから登場。敵キャラを追尾してから正面へ「スピードスター」を連射して攻撃する[21]

バリヤード[編集]

二足歩行する人型のポケモン。パントマイムが得意で、指先から発する不思議な波動で空気を固めるため、パントマイムで作った壁が実際に現れるという。パントマイムを邪魔すると、怒って「おうふくビンタ」で襲い掛かる。当初は指の本数が4本であったが、『ファイアレッド・リーフグリーン』以降はゲーム中のグラフィック、公式イラスト共に5本指になった。なお、英語名は Mr. Mime[22]で男性の敬称であるMr.が付いているが、♀も存在する。『ダイヤモンド・パール』からは進化前のマネネが登場している。『X・Y・オメガルビー・アルファサファイア』からは、フェアリータイプが新たに追加されている。
ゲーム中では『赤・緑・青・ピカチュウ・ファイアレッド・リーフグリーン・金・銀・ハートゴールド・ソウルシルバー』でヤマブキシティジムリーダーのナツメ、『ダイヤモンド・パール・プラチナ』で四天王のゴヨウ、『X・Y』でクノエシティジムリーダーのマーシュが使用する。

ポケモンだいすきクラブ公式サイトにプレイヤーによるバリヤードの育成方法が寄稿記事として掲載された[23]

TVアニメ版では第63話で初登場。その後、サトシの家で家事を手伝う。サトシの母・ハナコに手料理を振る舞われたことで懐き、正式にハナコのポケモンになったが、サトシのピカチュウと同じくモンスターボールには入らない。ハナコは「バリちゃん」と呼ぶ。『ダイヤモンド&パール』ではキジュウロウ(声 - 小山力也)のポケモンとして登場。

スマートフォン用アプリ「Pok?mon GO」では、ヨーロッパのみに出現する地域限定ポケモンとして設定されているが[15]、2017年8月9日から8月15日にかけて横浜市の赤レンガパークおよびカップヌードルミュージアムパークで開催されたリアルイベント「Pok?mon GO PARK」の会場内において、イベント期間限定でバリヤードが出現した[24]

ストライク[編集]

カマキリに似た風貌を持つポケモン。大きな羽とカマが特徴。鋭いカマで獲物を切り裂く。動きが素早く、残像しか見えないほど。特に草むらの中では好都合と言っていいくらい身を隠せる。羽はあるが、体重の関係で飛ぶのは苦手らしい。ただ、稀に飛ぶ姿を目撃されることはある。雌雄の違いはほとんど目立たないが、メスの方がお腹が長い。

『赤・緑』『ダイヤモンド・パール』での入手方法はカイロスと対になっている。

ポケモンスタジアムシリーズではカマを構えるかのようなポーズをするためにかなり前傾となっていたが、ポケモンバトルレボリューションでは前傾がやや控えめになっている。

TVアニメ版では第41話で緑の服を着たヤスジムリーダーのポケモンとして登場。赤い物を見ると興奮し、暴れまわる。エレブーと戦った。『ミュウツーの逆襲』ではソラオのポケモンとして登場、コピーと対戦する。オレンジ諸島編ではケンジのポケモンとして登場しており、捕獲当初から高齢の個体という設定である。

ルージュラ[編集]

黄色の長い髪、大きな唇と真ん丸い目のユニークな顔をした、赤いドレスを着たような人間の女性に近い容姿を持つ雌ポケモン。スカートの中は空洞になっており、下半身らしき部分はないため実は浮いている。腰を左右に振りながら歩く。アローラ地方のルージュラは、その動きのキレが素晴らしいと言われている。人の言葉のような鳴き声を発するため、この鳴き声について研究する者もいる。

ゲームでは、現在確認されているポケモンの中で最も鳴き声が長い。ポケモンだいすきクラブが発表したデータによると、第一世代のポケモンの中で鳴き声の長いポケモンの第1位である[25]

TVアニメ版では番外編「ルージュラのクリスマス」で初登場[26]。壊れた人形を持ち去られた(実は直すために持ち帰った)事に恨みを持つムサシが復讐を企みプレゼントを独り占めしようとするが、ルージュラ達の「サイコウェーブ」で倒すことができた。声優田中真弓

第1世代の対戦では、相手を眠り状態にする「あくまのキッス」と3割の確率でこおり状態(第1世代の仕様では実質戦闘不能の状態)の追加効果を与える「ふぶき」を両方使えることからメタゲームに進出していた[19]。事実、ニンテンドウカップ97では決勝進出者15人中5人が採用している。

ポケモンスタジアムやポケモンでパネポンでは、バナナの皮のような髪が残るシーンがあった。

『ポケットモンスター 4コマ漫画劇場』で魔神ぐり子がネタとして起用して以降はブサイクキャラが定着し、様々な漫画家の作品でネタにされた。自分のことを美しいと思いこんでいる点も共通している。

2000年に米国の評論家キャロル・ボストン・ウェザーフォードが、ルージュラの初期のデザイン(黒い肌・分厚い唇)が人種差別的であるとして批判。これを受けてルージュラの体色は『ファイアレッド・リーフグリーン』以降、紫色になった[27]。この問題により、海外では「ルージュラのクリスマス」など一部のエピソードが欠番扱いとなっている。

エレブー[編集]

黄色地に黒い虎柄の模様をしたポケモン。額にはV字、腹部には稲妻のような模様がある。エラの張った顔をしており、頭部にはアンテナのような2本の角を持つほか、頭頂部の毛が跳ねているのが特徴。強力な電気を好み、発電所などに現れては電気を食べる。発電所から姿を消すと大停電を引き起こすらしい。これまで発電所トラブルの原因はエレブーにあると疑われていたが、実際は単なる人為的ミスであることが発覚した。色を識別する能力を持ち、特に赤色を好む習性がある。ポケモンシリーズ登場当初の『赤・緑・青・ピカチュウ』は進化前も進化形も設定されていなかったが後続作品の『金・銀・クリスタル』から進化前のエレキッドが登場し、また『ダイヤモンド・パール・プラチナ』からは進化形のエレキブルが登場している。現在はエレキッドはレベル30で進化し、「エレキブースター」を持たせて通信交換することでエレキブルに進化する。

『赤・緑・青・ピカチュウ』では『赤』の「無人発電所」に野生が出現するのみで、いずれのバージョンもゲーム中のトレーナーは、でんきポケモン使いのジムリーダーであるマチスを含め誰も使用しないため、非常に珍しいポケモンであった。マチスはその後、『金・銀・クリスタル』と『ハートゴールド・ソウルシルバー』(初戦時)ではエレブーを新たな切り札にしており、再戦では進化形のエレキブルが賞金首として受け継がれている。

ポケモンスタジアムでは体力がなくなると、急に苦しそうな表情をしたと思いきや急に立ち上がってそのまま倒れるというコミカルな演出となっている。

TVアニメ版ではゲストキャラのポケモンとして登場するほか、『ダイヤモンド&パール』ではシンジの手持ちポケモンとして登場。他方、金銀編において「エレブーズ」というプロ野球チームの存在が明らかとなり、エレブーズの応援歌も存在するが、チームの成績はあまり良くない模様。

ブーバー[編集]

火山の火口付近で生息しているポケモンだが、発見例は少ない。全身が煮えたぎるような赤色に包まれている。マグマの中でも平気で活動できる上、炎に包まれると体の模様によってカモフラージュ効果が出る。体温は1200度にも達する。

ブビィがレベル30で進化する他、野生で出現する場所もいくつか存在する。『赤・緑・青・ピカチュウ』では『緑』の「ポケモン屋敷」にのみ出現し、『赤・緑・青・ピカチュウ』のいずれもエレブー同様、ゲーム中のトレーナーが誰も使用しないため、非常に珍しいポケモンであった。エレブー同様、一般のトレーナーはおろか、ほのおポケモン使いのジムリーダーであるカツラでさえ使用しなかったが、『金・銀・クリスタル』と『ハートゴールド・ソウルシルバー』(初戦)では新たな切り札として手持ちに加えており、再戦時にはブーバーンに進化している。現在はブビィはレベル30で進化し、「マグマブースター」を持たせて通信交換することでブーバーンに進化する。

TVアニメ版ではグレンジムジムリーダー・カツラの切り札として登場。サトシピカチュウの電気技を爪の空気レンズ(熱で光を曲げる)でかわし、「ほのおのパンチ」や「だいもんじ」でピカチュウを打ち破る。サトシがリザードンで再戦し、「ちきゅうなげ」を受けて敗れる。

カイロス[編集]

クワガタムシに似た形態を持つポケモン。分類も「くわがたポケモン」であるが、鋭い歯が並列した口部や、羽や触角が存在しない姿を見るに、実際のクワガタムシとは大きく異なっている部分が多い。

頭部の巨大なツノを振り回して標的を挟む戦法を得意とし、挟まれた獲物は大木をもへし折る膂力で千切られるか、振り回して彼方まで投げ飛ばされてしまう。ツノは自重の倍の相手を持ち上げるパワーがある上、表面に生えた無数のトゲが食い込むため、挟まれてしまうと脱出は困難。

温暖な地域に棲息し、寒冷な気候では動きが鈍ってしまう。故に寒い時期や気温が下がる夜は森の奥に姿を隠し、樹上に登ったり、樹の根元にツノで掘った穴に潜ったりして眠るため、なかなか姿を見られない。

ほとんどの地方ではヘラクロスと仲が悪いとされているが、アローラ地方ではクワガノンと縄張りを争っており、同じくクワガノンをライバルとするヘラクロスと仲が良い傾向にある。

ポケットモンスター 緑』と『青』と『ピカチュウ』に登場する。サファリパークでもほとんど出現しない上に捕獲も困難で、スロットの景品としても登場(青を除く)していたが相当数のコインを要し、かなりレアなポケモンであった。

X・Y』では「メガカイロス」へとメガシンカを遂げる。

タイプ:むし/ひこう、高さ:1.7m、重さ:59.0kg、特性:スカイスキン
メガシンカのエネルギーで背中のが異常発達し、大きな鞘翅と翅が発生して飛行能力を獲得。頭のツノに生えたトゲの形状はより大きく鋭利なものになり、目の色は黄色く変わる。
メガシンカの影響で常に興奮していることに加え、常時飛行し滅多に地上に降りない。時速50km程度の猛スピードで飛行しつつ相手の隙を狙い、2本の巨大なツノで敵を刺し貫いてから引き裂き、獲物が自重の10倍以上であろうとつかんだままホバリングすることも可能。
HPを除く全能力が上昇し、特にこうげきが大きく上昇する。タイプはむし・飛行に変化し、特性は「スカイスキン」に変化。これにより「あばれる」「ダブルアタック」「おんがえし」「フェイント」「ギガインパクト」といった、タイプ一致技の幅が広がり、高い攻撃性能を獲得した。 TVアニメ版では第4話でサムライ(声:ゆきじ)の手持ちとして登場。相性が悪いにもかかわらず、サトシピジョンを倒すが、挟まれたトランセルが「かたくなる」を使う事により、角の突起が欠けてしまい戦闘不能になった。

ケンタロス[編集]

スイギュウアメリカバイソンのような姿をしたポケモン。「あばれうしポケモン」の名の通り極めて凶暴。3本の尻尾でムチのように体を叩いて、戦う気持ちを高めて加速する。群れのボスの角は傷だらけ。また、野生などでは♀のみが存在するミルタンクは対照的に、♂しか存在しないが、オーキド博士は「ミルタンクとケンタロスは同種ではないか」と推測している[28]。『ハートゴールド・ソウルシルバー』では、ミルタンクのいるモーモー牧場でケンタロスを連れ歩きするとケンタロスが興奮する様子が見られる。
アローラ地方に棲息するケンタロスは他の地方に比べて穏やかな性質で、ライドポケモンとして牧場で育てられている。アイテム「じてんしゃ」のように速く移動でき、そのままの速さで突進することでひでん技「いわくだき」のように行く手を阻む岩を粉砕することもできる。

赤・緑』より登場。当初は捕まえづらい上にゲーム内で使用するトレーナーも少なかった。しかし、テレビ東京系の番組『64マリオスタジアム』で行われていたポケモンの大会で、当初ノーマークだったケンタロスが「はかいこうせん」を中心とした強力な攻撃で対戦者を圧倒したのをきっかけに、次第にそのパワーやスピード、多彩な技が注目されるようになり、その実力から多くのプレイヤーがエースとして使った。結果、全国大会でも大人気となり、1997年では決勝進出者15名の内13名が、1998年では実に決勝進出者7名全員が使用した。

TVアニメ版ではサトシのポケモンとして登場。サファリゾーンで支給されたサファリボール全てをケンタロス捕獲に費やす。後に転送先のオーキド研究所の広大な敷地を群れを成して走り回る。群れのリーダーがオレンジリーグなどで活躍。

スマートフォン用アプリ「Pok?mon GO」では、北アメリカのみに出現する地域限定ポケモンとして設定されている[15]

コイキング[編集]

コイのような姿をしたポケモン。力はなく、ただピチピチと「はねる」ことしか出来ない、最も弱く情けないポケモンとされる[29]。そうして跳ねている内にピジョン等に捕まってしまう。たまに高く跳ねても2メートルを超えるのがやっと[30]

海や川、池はおろか水たまりなど至る所に生息しているが、泳ぐ力も弱い。流れの淀んだところでは複数の個体が密集し、流れの速いところではただ流されていくだけである。弱いが生命力はとても高く、どんな汚れた水辺でも生き抜くことができる。かつてはもう少し強いポケモンだったらしい。

赤い鱗に覆われた丸っこい胴体に、王冠を模したような金色の背びれ・腹びれと長い髭を持つ。髭の色はオスは金色、メスは白色。レベル20以上に成長すると、に似たポケモン「ギャラドス」へと進化する。進化すると、脳細胞が突然変異を起こし、強靭で凶暴なポケモンに成長する。

『赤・緑・青・ピカチュウ』および『ファイアレッド・リーフグリーン』バージョンではおつきみ山入り口の手前のポケモンセンターでレベル5のコイキングを500円で購入できる。また、『ブラック・ホワイト』においてもクリア後に500円で購入することができるが、この時の男のセリフは『赤・緑・青・ピカチュウ』のポケモンセンターでのコイキング商人のセリフをセルフオマージュしたものである。また、手持ち6体全てがコイキングの釣り人が登場するのは恒例となっている。

スマートフォンアプリ『はねろ! コイキング』では、従来の姿だけでなくニシキ模様など様々な姿のコイキングが登場する。この現象はホップタウンでのみ見られるものらしい[31]

TVアニメ版では第1話にギャラドスと共に登場。また、ロケット団コジロウも所持していた事があった。また、サトシは「まな板の上のコイキング」という慣用句を使用したことがある。しかしカスミによるとほとんど骨と皮と鱗だけなので食用にはならないらしく、実際ニャースが食べるのに失敗している。金銀編では「コイキングス」というプロ野球チームが名前のみ登場。

かつて、小学館の学年誌の企画「タマムシ大学」において「りゅうのいかり」を覚えたコイキングがプレゼントされた事がある。また、同学年誌で『金色のコイキング』の画像が公開された。あくまでも「存在する」ということが明かされただけであり、明確な出現方法が書かれていなかったが、実際には他の色違いポケモンと同様ごく低確率で出現するのみで、特別な出現条件などがあるわけではない。2013年3月には、ポケモンセンターナゴヤの松坂屋名古屋店内への移転を記念して『ブラック2・ホワイト2』に金色のコイキングがプレゼントされた。このコイキングはレベルが99であり、大技のハイドロポンプを覚えている。

2016年にはコイキングのテーマソングが流れ、コイキングネタをふんだんに取りそろえた特集ページが公式に公開された[32]

ポケモンセンターサッポロのリニューアルオープン記念として、木彫りの熊に似せた木彫りのリングマの置物が受注予約生産にて商品化された。本来の木彫りのヒグマをくわえているのに対し、こちらは「跳ねたコイキングが、四つん這いのリングマのアゴにぶつかる瞬間」を象っている。

ギャラドス[編集]

コイキングの進化形。の姿をしたコイキングから一転し、青いのような姿となるが、ドラゴンタイプではない。鯉が竜へと姿を変える進化の形態は、登龍門故事を表している。人前に姿を現す機会こそ少ないが人間が争い始めると姿を見せる習性があり、周囲を焼き尽くすまでその怒りは収まることがないといわれており都市を壊滅させたりひと月にわたり暴れ続けた記録も残されているほど凶暴。性格の豹変は進化のエネルギーによって脳細胞の構造が組み換わるためだとされ、ポケモンの中で一番恐ろしいと恐れられている。コイキングと同じく髭の色で性別を判別でき、メスは髭が白い。「はかいこうせん」「ハイドロポンプ」「あばれる」のような大技を比較的低いレベルで覚えることができる。

ゲーム中においては釣り人、海パン野郎をはじめジムリーダーや四天王、チャンピオンといった強豪とされるトレーナーも使ってくる。『赤・緑・青・ファイアレッド・リーフグリーン』ではライバルが使用する場合があり、四天王のワタルが先発で使用。『金・銀・クリスタル・ハートゴールド・ソウルシルバー』でもチャンピオンとなったワタルとトキワシティジムリーダーとなったグリーンが引き続き使用する他、『ハートゴールド・ソウルシルバー』でフスベシティジムリーダーのイブキ(1体目のハクリューに代わった)、『エメラルド』『オメガルビー・アルファサファイア』でミクリ(『エメラルド』ではチャンピオン、『オメガルビー・アルファサファイア』ではルネの民)、『ダイヤモンド・パール・プラチナ』ではノモセシティジムリーダーのマキシとギンガ団ボスのアカギ、『X・Y』でフレア団ボスのフラダリと四天王のズミが使用する(フラダリの個体はメガシンカする)。金・銀・クリスタル・ハートゴールド・ソウルシルバー』ではいかりのみずうみにて赤いギャラドスが登場する。『赤・緑』当初は技の仕様上高い能力を最大限に発揮できる技が少なかった。

『はねろ!コイキング』ではアイテム「かわらずのいし」を破壊した上でレベル20にすることで進化イベントが起きる。この時ピジョンや育て屋さんなどのハプニングによる世代交代同様、主人公が「コイキングーーーーー!!」と絶叫する。

X・Y』では「メガギャラドス」へのメガシンカが追加された。

タイプ:みず/あく、高さ:6.5m、重さ:305.0kg、特性:かたやぶり
ツノと腹部の色が変わり、胴体・ヒレ・ヒゲが肥大・大型化。超大型の淡水魚やリヴァイアサンにも近しい、さらに威圧感のある外観となった。2つに分かれ巨大化した背ビレは、胴体のしなり具合に連動し開閉する。また、雌雄ともに髭の色が白くなった。
メガシンカエネルギーが脳に作用して、全てを焼き尽くす破壊本能が掻き立てられることに加え、メガシンカが体に負担をかけることに伴うストレスによって、気性は一層凶暴なポケモンとなる。
海底火山噴火を想起させる数百メートルの水柱を発生させつつ、マッハ1以上という目にも止まらぬ速さで水中から出現し、巻き込まれれば大型船すら真っ二つにへし折られてしまう。
タイプは「みず・あく」となり、とくせいは「かたやぶり」となる。HPとすばやさを除く能力が上昇し、こうげき・ぼうぎょ・とくぼうがバランスよく上昇する傾向にある。4倍弱点がなくなったが、くさ・フェアリータイプの技や今まで効果今ひとつだったかくとうタイプ、むしタイプまでもが効果バツグンになる上じめん技も受けるようになるなど、通常よりも弱点が増えてしまった。フレア団ボスであるフラダリが切り札として使用し、最後の戦いではメガシンカさせて使用する。 『金・銀・クリスタル』及び『ハートゴールド・ソウルシルバー』では「いかりのみずうみ」に色違いの赤いギャラドスがレベル30で出現する。通常、色違いのポケモンはごく低確率でしか出現しないが、このギャラドスのみ確実に登場する。この他、『ダイヤモンド・パール』でも物語冒頭に「あかいギャラドスをおえ!」というテレビ番組が放送されているが、同作品のゲーム中で特定の赤いギャラドスが出現するイベントはない(『プラチナ』では違う番組に変更されているが、赤いギャラドスの話自体は出てくる)。また、2015年6月26日に開店したポケモンセンターヒロシマ広島県広島市)のロゴマークにも描かれている。色違いのポケモンがロゴマークに選ばれたのは赤いギャラドスが初である。

TVアニメ版では海のシーンに登場することが多く、第1話にてコイキングと共に登場しているが、1997年7月15日放送の第16話『ポケモンひょうりゅうき』の終盤辺りで海上の竜の怒りに伴って竜巻に吹き飛ばされた。ロケット団コジロウも一時期所持していた。『ミュウツーの逆襲』ではウミオのパートナーポケモンとして登場、ウミオを乗せてミュウツーの城へ向かった。陸上でも行動やバトルができ、ミュウツーに「はかいこうせん」を仕掛けるが、弾かれ敗れてしまう。その後はコピーと対戦。きょうあくポケモンでありながら石化したサトシに涙するなど涙もろい一面もある。金銀編では、いかりのみずうみでゲーム同様赤いギャラドスが登場する。四天王チャンピオンにしてポケモンGメンのワタルにゲットされた。サイドストーリーではカスミのポケモンとして登場。XY&Z編ではゲーム同様、フレア団のボス・フラダリのポケモンとして登場しているが、こちらは色違いの個体。本家同様、メガシンカする。

スマートフォン用アプリ「Pok?mon GO」では、進化させるために「コイキングのアメ」を全ポケモンの中でも最多の400個集めなければならない仕様となっているが、「はねる」と「わるあがき」しか使えないうえに最大CPがわずか217のコイキングとは違って、進化させると最大CPが3234もある超強力なポケモンになる。

ラプラス[編集]

首長竜のような体格のポケモンで、大きな耳と背中のトゲ付きの甲羅が特徴。甲羅に人を乗せて泳ぐことを好む[33]。高知能で人語を理解することができる。気分が良いときれいな声で歌う。人懐こい性格を逆に利用され、人間に乱獲されたことが原因で絶滅の危機に瀕したため、大切に保護され、現在は数が再度増えており、一時期は逆に増えすぎたことがある。アローラ地方ではライドポケモンとして利用されており、ひでん技「なみのり」のように水上を移動でき、そのまま釣りもできる。

金・銀・クリスタル』と『ハートゴールド・ソウルシルバー』では毎週金曜日「つながりのどうくつ」最奥にシンボルエンカウントの形式で出現。一度倒してしまっても次の週になれば再び現れる。『赤・緑・青・ピカチュウ・ファイアレッド・リーフグリーン』ではシルフカンパニーで、『X・Y』では12番道路でそれぞれもらえる。

トレーナーでは四天王のカンナが切り札として繰り出すほか、「金・銀・クリスタル・ハートゴールド・ソウルシルバー」ではハナダシティジムリーダーのカスミが、『ブラック2・ホワイト2』ではイッシュ地方チャンピオンのアイリスが使用する。『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではレッドの手持ちのポケモンとして登場し[34]、『ブラック2・ホワイト2』のポケモンワールドトーナメントにも参加する。

TVアニメ版では番外編[26]「ルージュラのクリスマス」で初登場。(声:鈴鹿千春)。オレンジ諸島編ではサトシのポケモンとして登場。なお、オレンジ諸島編のエンディングテーマは「ラプラスにのって(歌 - 飯塚雅弓)」だった。

第一世代での対戦では当時理不尽な強さを誇っていた技である「ふぶき」をタイプ一致の恩恵を受ける形で放てるポケモンとして需要があり、高いHPも対戦で役に立った。ニンテンドウカップ97では決勝進出者15人中6人が使用する実績を残している。第一世代当時に執筆していたポケモン評論家筋の中には、甚だしくは「(6対6の対戦の場合)でんきポケモン2匹は欲しいところだ」とまで高く耐久力を評価する者までいた[35]

スマートフォン用アプリ「Pok?mon GO」では強力ではあるものの非常に出現率が低いポケモンとして設定されており、出現に起因した交通トラブルも発生している[36]

メタモン[編集]

変身能力を持つ数少ないポケモン。紫色(一部ではピンク色)をしたスライム状の体組織を持ち、他のポケモンをはじめ、非生物や人間にまで変身することがある。これによりどんなポケモンや人間とも仲間になれる。笑うと力が抜けて変身が解ける。メタモン同士が出会うと、相手とそっくりな形になろうと活発に動く。メタモン同士の仲は悪い。寝る時は外敵から身を守るため石に変身する。変身の再現度には個体差がある。本来はかなり小型のポケモンであるが、変身時は伸縮自在。メタモン自身はタマゴから生まれてこないため、どのようにして繁殖するのかは分かっていない。名前の由来は「メタモルフォーゼ」。

ゲームでは技「へんしん」によってHPとレベルを除く相手の能力をコピーして戦う。一方、隠れ特性「かわりもの」を持つものの場合、バトルステージに出た直後に相手がいま使っているポケモンに即変身できる。また、他のポケモンとメタモンを一緒に育て屋に預けることで、相手と同種のポケモンのタマゴを手に入れることができる。その対象はタマゴを入手できるポケモンをほぼ全て網羅する。レアコイルなどの性別のないポケモンやバルキー系やウォーグルのようなオスしかいないポケモンにとっては、この方法が唯一となる。これにより、「タマゴによってポケモンを増やす」というシステムが確立した『金・銀』以降、タマゴの入手手段としてメタモンの需要が上昇した。

第一世代では、能力値全般が低いため場に出てすぐ倒される危険性があり、当時まだ特性自体がなかったため「かわりもの」ですぐに変身することもできなかった。そのため大会での使用に相応しいポケモンとは言えなかったが、ニンテンドウカップ97では決勝進出者15人の内1人が使用していた。

TVアニメ版では第37話にて、ものまねむすめのイミテ(声:福島おりね)のポケモンとして初登場した。初登場時の「メタちゃん」は「変身しても顔が変わらない」という欠点を持っており、物語の中でこの欠点を克服した。再登場時に新たに連れていた「メタぴょん」は「変身しても大きさが変わらない」という欠点を持っていた。こちらは直っていないが、それを逆利用したパフォーマンスで周囲の人気を得ることに成功した。声優は「メタちゃん」が三石琴乃、「メタぴょん」がこおろぎさとみ。ヘッドリーダーのユウジも使用、多くのトレーナーをこのメタモン一体で倒してきた。

大乱闘スマッシュブラザーズDX』では、トーナメント乱闘で自分のキャラをランダム選択にすると、キャラクターウィンドウにメタモンが表示される(メタモンをプレイヤーキャラとして使用できるわけではない)。当初はアイテム・モンスターボールから登場するポケモンとしてメタモンを登場させる構想があったが、開発期間の都合で採用されなかった[37]。この構想は後続作品となる『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』で実現しており、一定時間プレイヤーキャラクターに変身しNPCとして乱闘に参加する。声は先述のアニメ版でも同役(メタちゃん)を務めた三石琴乃が担当した。

ゲーム版に見るように、メタモン本来の変身能力は完璧である[38]。しかし、先述したアニメ版メタモンの変身上の欠点が特徴として活かされた結果、ポケモンカードをはじめとする関連商品では、変身後のメタモンは不完全の状態(顔がメタモン、下半身がゲル状)で描写される場合がほとんどである。例えばピカチュウに変化したメタモンの場合は「メタモンピカチュウ」と呼称されることが多い。

スマートフォン用アプリ「Pok?mon GO」では2016年11月23日より出現するようになった[39]。他のポケモンに変身して現れ、捕まえたときに元の姿に戻ることでメタモンを捕まえられたかが分かるようになっている[39]。ジムバトルでは最初の対戦相手となったポケモンに変身し、そのポケモンのタイプや技をまねて戦うことができる[40]

イーブイ[編集]

四足歩行型の小動物ポケモン。大きな目にウサギのような長い耳とキツネのような尻尾を持つ。体色は茶色で、首の周りを覆う襟巻き状の白い毛が特徴。周囲の環境の影響を受けやすい、極めて不安定な遺伝子を持つ。一部の鉱石や天体から発せられる放射線により容易に突然変異し、多くのポケモンに進化する可能性を秘めているが、その個体数は極めて少ない[41]。進化して姿を変えることにより、様々な厳しい環境への対応が可能となっている。専用Zワザは「ナインエボルブースト」。専用Zワザ唯一の変化技である。

赤・緑』では岬の小屋に住むマサキのパソコンを調べることでイーブイとその進化形の姿を見ることができ、のちにタマムシシティのマンションで1匹のみ入手できる。同作ではアイテム「みずのいし」でシャワーズ、「かみなりのいし」でサンダース、「ほのおのいし」でブースターに進化する。登場当初の進化形は上記3種のみだったが、『金・銀』からはエーフィブラッキー、『ダイヤモンド・パール』からはリーフィアグレイシア、『ポケットモンスター X・Y』からはニンフィアが登場し、現在は8種の進化形が存在する。イーブイとその進化形を全てまとめて「ブイズ」と呼ぶこともある[42]

エーフィ、ブラッキーの進化条件はなつき度によって決まり、十分になついた状態でレベルアップすることで進化するが、進化先は時間帯によって異なる(『金・銀・クリスタル』及び『ダイヤモンド・パール』以降では朝昼、『ルビー・サファイア・エメラルド』では午後にエーフィに進化し、『金・銀・クリスタル』及び『ダイヤモンド・パール』以降では夜、『ルビー・サファイア・エメラルド』では午前にブラッキーに進化する)。リーフィア、グレイシアは進化する場所が関係しており、特定の場所でレベルアップすることで進化できる[43]

ニンフィアはイーブイの仲良し度が2以上に上がっていて、かつフェアリータイプの技を覚えている状態でレベルアップする事で進化する。

複数の進化条件を満たしているイーブイの進化先は優先度の高い方からリーフィア/グレイシア→ニンフィア→エーフィ/ブラッキーの順。

TVアニメ版では第39話にて4人兄弟の末っ子、タイチ(声:冬馬由美)のポケモンとして登場する。それぞれサンダースシャワーズブースターを使用する3人の兄達から進化させるよう迫られていたが、タイチは進化させずイーブイのまま育てる道を選ぶ。第117話からはシゲルの手持ちポケモンとして登場。『金・銀』編での再登場時にはブラッキーに進化していた。『アドバンスジェネレーション』ではハルカのポケモンとして登場。『ダイヤモンド&パール』ではグレイシアに進化して再登場した。『XY』ではセレナのポケモンとして登場(声はシゲルのものと同様にかないみか)。『XY&Z』でニンフィアに進化した。『サン&ムーン』の第93話から98話までは「イーブイどこ行くの?」というミニコーナーがあり、イーブイがマンタインに乗って海を渡ってアローラ地方までたどり着いてピカチュウたちに出会うところまでの話を描いた。これを受けて第99話ではスイレンにゲットされて、ナギサと名付けられた(声:金魚わかな[44]

ポケモンセンターサッポロが2009年3月に常設開店した際、同店のロゴマークの1体として採用されている。

名前の由来は英語で「進化」を意味する「Evolution」の頭2文字「EV」からとされている[45]

海外ではかわいいポケモンとして非常に人気があり、ゲームニュースサイト『WatchMojo.com』で2016年1月3日に公開されたランキングビデオでは1位に輝いている[46]。国内でもSNSを中心に人気が爆発し、『プロジェクトイーブイ』の特設サイトが作られ、ついにはゲーム『Let’s Go! イーブイ』でパッケージに抜擢された。同作でのイーブイの声は悠木碧が担当する[47]

読売新聞の連載ポケモン四字熟語では、『千差万別・せんさばんべつ』[48]が、イーブイを紹介するキャッチフレーズとして用いられた。

大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』では、「モンスターボール」から登場。ファイターを見つけるととっしんする。

シャワーズ[編集]

イーブイの進化形の一つで、みずタイプに変化したもの。魚類哺乳類が混ぜ合わさったような姿で、尻尾は魚の物とそっくりで、耳は魚のヒレのような形状へと変化する。その姿から、人魚と間違えられることもあるという。体色は水色など青系統を基調としたものとなる。水辺および水中に適応した種で、身体の細胞の構造が水の分子と似通っており、水に溶けて姿を見えなくすることが出来る。水を操る能力のほか、雨を察知する力があり、雨が近づくと全身のヒレが小刻みに震えはじめる。

TVアニメ版ではイーブイ4兄弟のミズキ(声:伊藤健太郎)の手持ちとして登場しているほか、多数のトレーナーが使用。『ミュウツーの逆襲』ではウミオのポケモン。

サンダース[編集]

イーブイの進化形の一つで、でんきタイプに変化したもの。体色は黄色に変化し、首の周りや腰の毛が鋭く尖っている。穏やかだったイーブイから一転して感受性が非常に強い。わずかな刺激でも感情が変化し、それに伴って全身の細胞が発電・蓄電を起こし、場合によっては1万ボルトの電気を帯電させることもあるという。帯電した体毛は針のように逆立ち、これを飛ばして相手を刺し貫く攻撃も持つ。また、体毛の隙間にはマイナスイオンが発生しており、常に電気の弾ける音を発している。ただし、普段は普通の毛並みをしており、トレーナーが触ることもできる。

対戦では最高クラスの素早さと「でんじは」による妨害性能、高い特殊の数値による攻撃性能から第一世代の対戦における主流を担い、ニンテンドウカップ97では決勝進出者15人中13人が使用、ニンテンドウカップ98では決勝進出者7人中6人が使用という結果が残っている。

ゲーム『ポケットモンスター プラチナ』ではシンオウ図鑑の拡張に伴い、ジムリーダーのデンジが新たな先鋒ポケモンとして採用した(再戦でも使用)。

アニメ版ではポケモン検定試験で、試験官のポケモンとして登場。サトシアーボックを使ったが、巻きついた時にとげとげの体が刺さってしまった。

読売新聞の連載ポケモン四字熟語では、『紫電一閃・しでんいっせん』[49]が、サンダースを紹介するキャッチフレーズとして用いられた。

ブースター[編集]

イーブイの進化形の一つで、ほのおタイプに変化したもの。オレンジ色をしたフサフサの体毛に覆われ、あたかも炎を纏っているかのような姿をしている。体温が非常に高く、体に炎を溜めている時は900以上もの高温になる。体内に「炎袋」という器官を持ち、深く息を吸い込めば、1700℃の炎を吐くことができる。体毛は上がりすぎた体温を空気に放熱する役割もある。戦闘に際して体温を上げることが多いため、普段の状態ならトレーナーが接することもできる。

トレーナー戦では、『ポケットモンスター プラチナ』で四天王のオーバが新たな炎タイプのポケモンとして繰り出してくる[50]

TVアニメ版ではイーブイ4兄弟のアツシ(声:岡野浩介)、エンジュ5姉妹のコウメ(声:かないみか)がそれぞれ使用している。

ポリゴン[編集]

ポリゴン状の体で構成された人工のポケモンで、きじ馬のような姿をしている。体色は赤、口先・足・尻尾は青。作中に登場する、ヤマブキシティに所在する、キズぐすりやモンスターボールなどを開発・製造する大手企業シルフカンパニー(ロケット団参照)がコンピュータ技術でポケモンの構造を模倣し、意図的に作り出したポケモンである。生物というよりはまだロボットに近く、呼吸をせず、プログラムされた動作しかできない。体が角ばっているのはその影響。自己をデータ化し、電子空間に自由に出入りできる。

赤・緑・青・ピカチュウ』『金・銀・クリスタル』『ファイアレッド・リーフグリーン』『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではタマムシシティのゲームコーナーの景品となっており、景品交換所でコインと交換することで入手できる。必要なコインの枚数はバージョンにより異なる。

『金・銀』では進化形のポリゴン2が登場した。アイテム「アップグレード」を持たせ、通信交換することで進化する。

専用技として「テクスチャー」、「テクスチャー2」を覚える。「テクスチャー」は自分のわざのタイプのいずれか1つと同じタイプになり、「テクスチャー2」は自分が最後に受けたわざのタイプに耐性があるタイプに変化する技[52]

TVアニメ版では1997年12月16日に放送された『ポケットモンスター』第38話「でんのうせんしポリゴン」で登場した。この回で映像中の激しい発光演出などで視聴者が集団的に光過敏性発作などを起こした通称「ポケモンショック」が起こり、第46話以後ポリゴンはアニメ本編に登場していない[53]。ポケモンショック影響を受けて一時「モンスターコレクション」などのポリゴンの商品が店頭から撤去されたことがあった。現在でも、多くのポケモンのポスターでもポリゴンがほとんど載っておらず、ポリゴンの商品が販売されているものは少ない。

赤・緑』のディレクターである田尻智は、自身がドット絵にこだわりを持っているにもかかわらず、周りからは「これからはポリゴン3DCG)だよ」と言われ続けたので、「ポリゴン」というポケモンを出したと語っている[54]

オムナイト[編集]

オウムガイのような姿をした古代ポケモン(絶滅種)。現在は化石しか残っていないとされるが、未だ深海に生息しているという話もある。10本の足をくねらせて泳ぎ、魚や自身よりも小さい海中生物を捕食する。敵に襲われると固い殻に隠れるが、アバゴーラに殻ごと食べられてしまうことも。また、見つかった化石の中にはアーケオスの歯形がついたものもあり、アーケオスにも捕食されていたことが分かった。

赤・緑・青・ピカチュウ』と『ファイアレッド・リーフグリーン』ではオツキミ山、『ダイヤモンド・パール』では地下通路、『ハートゴールド』ではアルフの遺跡、『ブラック・ホワイト』ではネジ山で発見される「かいのカセキ」を復元することで入手できる。

オムスター[編集]

オムナイトの進化形。古代ポケモン(絶滅種)で、渦巻状の殻と10本の触手を持つところまではオムナイトと同じだが、殻には外周に沿って棘が生え、前面には鋭い牙を持った口を有する。シェルダーなどの殻を破り、中身を捕食していたが、逆にアバゴーラに殻ごと捕食されていた。最終的には自分の殻が重くなりすぎたために獲物を捕食できずに絶滅したとされている。専門家の間では、オクタンの祖先ではないかと囁かれている。

『赤・緑』発売当時『ファミ通』で行われたポケモン人気投票では「気持ち悪い」という声ばかりが届き、マイナス4票と不人気を表わすマイナス票が先行する結果に終わった[12]

金・銀・クリスタル』およびリメイク版では、ニビシティのジムリーダー・タケシが使用する。

カブト[編集]

カブトガニのような姿をした、絶滅種のポケモン。体は硬い殻に覆われており、背中の目で周りを見渡す。腹部の方にも目があるように見える。海中を泳ぎ、爪で獲物を捕食する。絶滅したはずだが、一部の地域では野生で見つかることがあるらしい。ゲーム上では、どのシリーズにおいても野生で出現することはない。

赤・緑・青・ピカチュウ』と『ファイアレッド・リーフグリーン』ではオツキミ山、『ダイヤモンド・パール』では地下通路、『ソウルシルバー』ではアルフの遺跡、『ブラック・ホワイト』ではネジ山で発見される「こうらのカセキ」を復元することで入手できる。

カブトプス[編集]

カブトの進化形。古代ポケモン(絶滅種)の一種で、全身が外骨格に覆われている。カブトの頃の甲羅は頭部となってそこから胴体が生じ、人間型のシャープなシルエットとなる。後ろ足で2足歩行し、陸上でも活動できるように発達したが、環境の変化に適応できずに絶滅したとされている。大人しいカブトとは正反対の凶暴な性格で、両手の鋭い鎌で捕らえた獲物の体液を吸うという、タガメミズカマキリなど水生カメムシのような生態を持つ。水中を泳ぐときは手足を甲羅に小さく折り畳んでから泳ぐ。

赤・緑・青・ピカチュウ』および『ファイアレッド・リーフグリーン』ではニビシティの博物館に化石が展示されている。

金・銀・クリスタル』およびリメイク版では、ニビシティのジムリーダー・タケシが使用する(オムナイトと共通)。『エメラルド』でもツツジが再戦時に使用する。

プテラ[編集]

遥か昔に絶滅したポケモンの一種。コハクに残された遺伝子から再生・復元された、極めて凶暴な肉食ポケモン。復元の際、科学者が数名犠牲となった。当時は空の王者として猛威を振るっていたと考えられている。高い声で鳴きながら、空を滑るように飛んでいたらしい。全体的な容姿は嘴口竜亜目が大型化したかのようで、大きな顎に鋭い歯、長い尻尾を備えており、名前から連想されるプテラノドン翼竜)の特徴とは異なる部分が多い。

赤・緑』をはじめ、多くの作品において「ひみつのコハク」を復元することで入手できる。化石から復元するポケモンの中では唯一進化しない。『赤・緑』では四天王、『金・銀』ではチャンピオンとなったワタルが使用する。『プラチナ』では、ジムリーダーのヒョウタが強化版で1番手に繰り出してくる。ほかにも『X・Y』では友人のトロバが、『オメガルビー・アルファサファイア』ではチャンピオンのダイゴが強化後に使用。

赤・緑』のニビ科学博物館に見学へ訪れたおじいさんはプテラの化石を見て「りゅうじんさまのほねをおがめるとは!」と話していた。

X・Y』では「メガプテラ」へとメガシンカを遂げる。

タイプ:いわ/ひこう、高さ:2.1m、重さ:79.0kg、特性:かたいツメ
メガシンカによって失われていた遺伝子が蘇り、全身の随所が石化し黒曜石のような鋭い岩の突起が発生、より攻撃的な外見となる。
研究者の中には、本来化石から復元されたばかりのプテラではなく、このメガプテラこそが古代に棲息していた真の姿であったと主張する勢力も存在する。ギャラドスと同じく、メガシンカの過剰なパワーが体に負担をかけることで、とても苛立ち動くもの全てに襲いかかるほど、凶暴な気質に磨きがかかる。
特性は「かたいツメ」に変わり、様々なタイプのものを習得する接触技を生かせるようになった。能力は「HP」を除く全能力が「こうげき」をメインに上昇し、全ポケモンの中でもトップクラスの「すばやさ」を獲得する。 任天堂の公式記事では2005年全国大会の東京大会代表決定戦で小学生の部を優勝したプレイヤーのメンバーとして紹介されている[55]。2005全国大会中学生以上の部では決勝進出者9人中1人が使用していた。

TVアニメ版では第46話で初登場。サトシリザードを挑発し、これがきっかけでリザードはリザードンに進化する。また『ダイヤモンド&パール』ではロケット団が復元したプテラがクロガネシティで暴走する。ヒカリポッチャマミミロルの活躍によりモンスターボールに戻された。サイドストーリーではトレーナーを引退したシゲルが研究所でプテラを復活させるシーンがある。

カビゴン[編集]

ゴンベの進化形(『ダイヤモンド・パール』以降)で、紺と白を基調にした体色の怪獣のような外見のポケモン。『金・銀』までは最も体重の重いポケモンであった。1日に食べる量は400kgと推定される生まれながらに大きく環境を破壊する生物。食べる物にカビが生えていても気にしないし、胃袋の消化液はとても強力で腹痛も起こさない。猛毒のベトベトンの体液でさえ、カビゴンにとってはちょっとしたスパイスに過ぎない。満腹になると指を動かすことすら面倒くさくなるという。普段から食事以外で行動することはないが、何かのきっかけで凄まじいパワーを発揮することもあるらしい。もっとも、環境破壊や怪獣というイメージとは裏腹に非常に温和な性格であり、腹の上で人間の子供や小さなポケモンが遊び場にしても振り払わない。

赤・緑・青・ピカチュウ』および『ファイアレッド・リーフグリーン』では12番道路と16番道路にシンボルエンカウントで出現する。遭遇時はフィールド上で熟睡して道を塞いでいるが、「ポケモンのふえ」をカビゴンのすぐ隣で吹くと、寝ぼけて襲ってきて、戦闘になる。また、『金・銀』および『ハートゴールド・ソウルシルバー』でも「ディグダのあな」の前(クチバシティ側)にシンボルエンカウントで登場する。『X・Y』では7番道路にシンボルエンカウントで出現する。また、『サン・ムーン』では早期購入特典として、「ほんきをだすカビゴン」に進化する、ゴンベが配布された。このゴンベは通常では手に入らない「カビゴンZ」を持っており、カビゴンに進化させると専用Zワザ「ほんきをだすこうげき」が使えるようになる。

トレーナーでは、主に、『金・銀・クリスタル』『ハートゴールド・ソウルシルバー』に登場するレッドや、『ダイヤモンド・パール』のライバルが使用してくる。

TVアニメ版では第40話で初登場。生活用水や作物栽培に必要な川の上流で眠ってしまって水をせき止めてしまい、村の住民が食糧難に陥っていた。オレンジ諸島編でも登場し、サトシにゲットされた。

ピカチュウたんけんたい』にも登場した。声優は高木均

ポケモンだいすきクラブが発表したデータによると、第一世代のポケモンの中で鳴き声の短いポケモンの第2位である[56]。因みに1位はポッポ

第一世代ではあまり注目が集まらなかったが、第二世代ではゲームの仕様変更の数々や新技のが追い風となって一気に対戦の主力の地位に上り詰めた。そのため、ニンテンドウカップ2000全国大会では決勝進出者11人中9人が使用していた。

開発スタッフである西野弘二(ゲームフリーク所属)がモデルとされている。[57]

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』ではモンスターボールから登場する。出現すると一旦上空へ飛び去り、その後巨大化して落下する「のしかかり」で敵を攻撃する。出現した瞬間から攻撃判定を持つ。

フリーザー[編集]

サンダーファイヤーと並ぶ伝説の鳥ポケモンの一種。体躯は水色をしており、1組の長い翼と長い尾、青白い羽毛、三対の鶏冠を持つ。その姿は『赤・緑・青・ピカチュウ』のポケモン図鑑において「すばらしい」と感嘆詞を付けて賞賛されているほど優雅で、尾をたなびかせながら冬空を飛ぶ。雪山で遭難した者が死を迎える直前、その眼前に姿を現すことがあるという。「れいとうポケモン」の通り、空中の水分を凍らせて雪を降らせる。訪れた街には一足早く冬が来る。

第1世代では威力が高いだけでなく、3割の確率でこおり状態[58]になる「ふぶき」のこおりタイプとこのポケモン自身の持つこおりタイプが一致するため威力が1.5倍になることと、自身がこおりタイプを持つことでこおり状態にならないことから、対戦におけるトップメタの一角であった[59]

赤・緑・青・ピカチュウ』、『ファイアレッド・リーフグリーン』、『ハートゴールド・ソウルシルバー』では、ふたごじまの洞窟の中で登場する。レベルは50。『プラチナ』では、シンオウずかん完成後、ハクタイシティでオーキド博士と話をした後、シンオウ地方の各地を飛び回り、野生の個体で出現する。レベルは60。『X・Y』ではハリマロンを選ぶと殿堂入り後にカロス地方の各地を飛び回った後、11回目で「わだつみのあな」に出現。レベルは70。戦闘BGMはミュウツーと同じく初代『赤・緑』の戦闘BGMのアレンジが使われている。『ウルトラサン・ウルトラムーン』では「にちりんのさいだん」(「がちりんのさいだん」)からウルトラワープライドで行ける「ウルトラスペースゼロ 崖の世界」に出現。

TVアニメ版ではジョウト編でトオルが撮影しようと近づき、プリンも登場する話でようやく撮影に成功する。声優冬馬由美。『アドバンスジェネレーション』バトルフロンティア編ではフロンティアブレーン・ダツラの友達として登場。声優は小西克幸

スマートフォン用アプリ『Pok?mon GO』では2017年7月23日から31日までと8月15日から9月1日までの期間限定でレイドボスとして登場し、レイドバトルに勝利してゲットチャレンジに成功した場合のみ入手が可能となっていた[60][61]

大乱闘スマッシュブラザーズDX』ではモンスターボールから登場する。周囲の敵を「こごえるかぜ」で一瞬の内に氷漬けにする。

サンダー[編集]

フリーザーファイヤーと並ぶ伝説の鳥ポケモンの一種。全身が黄色い羽毛に包まれている。翼や尾の先は鋭く尖り、くちばしは長く伸びている。全体として雷撃のような鋭利なデザインをしている。普段は雷雲の中で暮らしており、時折その割れ目から突如現れる。基本的にいつも帯電しており、羽ばたく度に火花が発生する。夏の嵐の元凶の一つだという。

赤・緑・青・ピカチュウ』『ファイアレッド・リーフグリーン』では「むじんはつでんしょ」、『ハートゴールド・ソウルシルバー』では「はつでんしょ」の外に出現。レベルは50。『プラチナ』では、全国図鑑入手後、パルパークに行き、ハクタイシティにいるオーキド博士に話しかけると、シンオウ各地を飛び回るようになる。レベルは60。『X・Y』ではフォッコを選ぶと殿堂入り後にカロス地方の各地を飛び回った後、11回目で「わだつみのあな」に出現。レベルは70。戦闘BGMはミュウツーと同じく初代『赤・緑』の戦闘BGMのアレンジが使われている。『ウルトラサン・ウルトラムーン』では「にちりんのさいだん」(「がちりんのさいだん」)からウルトラワープライドで行ける「ウルトラスペースゼロ 崖の世界」に出現。

TVアニメ版では第243話でサトシ達が電気タイプのポケモンを癒す湖に辿り着いたときに姿を現した。声優は小西克幸。アニメの世界においては、同じ伝説の鳥ポケモンであるフリーザーの雪山伝説やファイヤーの火の鳥伝説があるのに対し、サンダーの伝承は少ないようである。XY&Z17話のイカズチタウンの話でようやくサンダーに関する伝承とそれにちなんだ祭りが登場した。

スマートフォン用アプリ『Pok?mon GO』では、2017年8月8日から9月1日までの期間限定でレイドボスとして登場し、レイドバトルに勝利してゲットチャレンジに成功した場合のみ入手が可能となっていた[60][61]

大乱闘スマッシュブラザーズDX』ではモンスターボールから登場する。周囲の敵を「でんきショック」で連続攻撃する。

ファイヤー[編集]

フリーザー、サンダーに並ぶ、伝説の鳥ポケモンの一種。大型のオレンジ色から黄色の体躯をしており、翼、たてがみ、尻尾が炎を模している。元は南国からやってくると言われる。ファイヤーの飛来は春の訪れをも早める。

ポケモン世界では昔から「火の鳥伝説」のポケモンとしてよく知られており、グレンタウンのジムリーダー・カツラが山で見た「火の鳥」とは、このファイヤーである可能性が高い。夜空さえ赤く照らすほど激しく燃え上がり、その美しさは見る者を圧倒する。体が傷つくとマグマに入り、全身を燃焼させて傷を癒す。なお、穴久保幸作のポケットモンスター等の二次的な作品においてファイヤーを不死鳥とする描写が見られることがあるが、公式にはそのような設定はない。

伝説の鳥ポケモンの中では唯一カントー地方における出現場所がシリーズごとに分かれており、『赤・緑・青・ピカチュウ』ではチャンピオンロード、『ファイアレッド・リーフグリーン』ではともしびやま、『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではシロガネやまの最深部に出現する。レベルは50。他方、『プラチナ』では全国図鑑入手後にパルパークへ行き、ハクタイシティにいるオーキド博士に話しかけるとシンオウ地方の各地を飛び回るようになる。当バージョンでのレベルは60。『X・Y』ではケロマツを選ぶと殿堂入り後にカロス地方の各地を飛び回った後、11回目で「わだつみのあな」に出現。レベルは70。戦闘BGMはミュウツーと同じく初代『赤・緑』の戦闘BGMのアレンジが使われている。『ウルトラサン・ウルトラムーン』では「にちりんのさいだん」(「がちりんのさいだん」)からウルトラワープライドで行ける「ウルトラスペースゼロ 崖の世界」に出現。

裏設定によると性別はメスのようだが、ゲームでは性別は伏せられている。

TVアニメ版におけるカントー地方のポケモンリーグの聖火はファイヤーの羽の炎とされている。また、週刊ポケモン放送局の最終回で放映されたサイドストーリーでは、ヒロシがともしび山で出会っている。声優は愛河里花子。XYでは野生の個体が登場、サトシ達を敵とみなし襲う。こちらの声優は佐藤健輔

スマートフォン用アプリ『Pok?mon GO』では、2017年8月1日から7日までと8月15日から9月1日までの期間限定でレイドボスとして登場し、レイドバトルに勝利してゲットチャレンジに成功した場合のみ入手が可能となっていた[60][61]

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』では、第2作『大乱闘スマッシュブラザーズDX』以降モンスターボールから登場する。出現すると「そらをとぶ」で上空へ飛び去る。一見何もしないように見えるが、ファイヤー自身が強力な攻撃判定を持つ。

ミニリュウ[編集]

つぶらな瞳と特徴的な耳を持つ、東洋のの姿をした細長いポケモン。長らく幻のポケモンとされてきたほど、目撃数が少ない[16]。脱皮を何度も繰り返して何度も大きくなるが、これはからだの中のエネルギーが成長に合わせて肥大化し、抑えきれなくなるため[16]。脱皮した皮を目撃されることもある。図鑑には1.8mとあるが、子供でも2mを越えるらしい。

赤・緑』ではスロットの景品でコインと交換して入手できるほか、サファリゾーンの池ですごい釣竿を用いると稀に釣れる事がある。しかし、後者は逃げやすく、捕まえるのもかなり困難である。

TVアニメ版では「カントー編・サファリパーク」で初登場。声優は冬馬由美。ジョウト編では、イブキのポケモンとして登場し後にハクリューとなる。声優は林原めぐみ

ハクリュー[編集]

ミニリュウの進化形。ヘビのように細長い体型が特徴の、東洋ののような姿をしたポケモン。頭部と背面は青白く、腹面は白い。頭部には小さな角と翼のような形をした耳が存在する。また首に1つ、尾に2つ、水晶のような玉を持ち、この玉によって天候を自在に操る能力を持つとされる。翼を持たないが空を飛ぶことができ、飛ぶ時は耳が大きくなる。体からは神秘的なオーラのようなものが出ていることもある。湖や海に住み、現地で神格化されることもあるという。

ミニリュウからレベル30で進化するほか、『ピカチュウ』や『金・銀・クリスタル』など、一部のバージョンではLv.30未満の野生の個体も存在する。『青』ではスロットの景品としてレベル30の個体を手に入れることができる。トレーナーでは、四天王でチャンピオンでもあるワタルや、フスベシティジムのジムリーダー、イブキが使用する。

TVアニメ版ではサファリゾーンの湖から現れ、サトシを救う。このハクリューはサファリゾーンの管理人、カイザー(声:鈴木泰明)が過去に出会ったミニリュウの進化した姿である。額には十字型の傷がある。また、子供も生まれていた。声優は冬馬由美。ジョウト地方最後のジムリーダー、イブキの使用ポケモンとしても登場。声優は林原めぐみ

カイリュー[編集]

ハクリューの進化形。東洋ののような姿をしたハクリューから一転、手足と翼を備えた西洋のドラゴンのような姿となり、体色も青から山吹色へと変化している。頭には触角のような角があり、巨大な敵を「たたきつける」だけの膂力を備えた太い尻尾も持つ。約16時間で地球を1周できるほどの速さ[62]で飛ぶことができ、知能も人間に匹敵する。荒れ狂う海を物ともせずに飛び回り、難破した船を助けることもある。その力から海の化身や破壊の化身とも言われるが、本質は心優しいポケモン。広大な海原のどこかにはカイリューだけが暮らす楽園があるらしい。

高さは進化前のハクリューから減ったが、これは体型の変化によって測定の仕方が変わっているため[63]

ハクリューがレベル55以上で進化する。『赤・緑』ではポケモンリーグの四天王の1人として、『金・銀』ではチャンピオンとして登場するワタルが使用する[64]。他にも、『エメラルド』ではジムリーダーのナギが再戦で飛行タイプのポケモンとして使用。『ブラック・ホワイト』ではシッポウシティの博物館では化石が展示されており、プラズマ団に狙われていた。また、タマゴ技として「しんそく」も覚えるがこれは特別なミニリュウが進化した状態のみ覚える技である。

またすべての能力値を合計して600を超えることから600族とも呼ばれており、これはバンギラスメタグロスボーマンダガブリアスジャラランガなどにも該当する。

最強クラスポケモンキャンペーンでは「ドラゴンタイプ 特殊最強クラス」として2008年1月15日から2月14日まで全国のポケモンセンターなどで配布されていたが、このカイリューは通常プレイでは入手できないレベル50のものである。そのため、レベルの上限が設けられた大会などに参加できるようになった。

TVアニメではワタルの他にゲストキャラクターのポケモンとして何度か登場している。ヘッドリーダーのユウジの切り札としても登場、多彩な技を多く覚えるのが特徴。声優小西克幸が担当することが多い。ただし、クロツグのカイリューは古島清孝が担当。『ベストウイッシュ シーズン2』ではアイリスのポケモンとして登場で、性格は暴れん坊な上に目つきも非常に悪い。声優は佐藤健輔

webアニメ『ポケモンジェネレーションズ』第2話、第3話にてワタルのポケモンとして登場。第2話では挑戦者(ファイアレッド・リーフグリーンのライバル)のカメックスと対戦する。第3話では5匹がかりのロケット団のポケモンを相手に一体で倒している。使用技は「はかいこうせん」(第2話)、「ほのおのパンチ」、「かえんほうしゃ」、「10まんボルト」(以上第3話)。

2015年にはポケモンだいすきクラブが「りゅうのまい」と「げきりん」のコンボをWeb上に掲載しており、道具「とつげきチョッキ」を持たせたタイプのカイリューも掲載されている。同記事では、ぶつり技もとくしゅ技も豊富に覚えるポケモンであると紹介されている[65]

ミュウツー[編集]

遺伝子工学によって、ミュウの遺伝子をベースに様々なポケモンのデータを加えた結果造り出された、人工のポケモン。電子工学を駆使して作られたポリゴンとは異なり、正真正銘の生体である。身体を構成する遺伝子はミュウのものとほとんど同じだが、ミュウよりも遥かに大型で、手足や尻尾もより長く強靭となった人型に近い外見をしている。また首の後ろには頭部と体をつなぐ管が存在するが、何の器官なのかは不明。

遺伝子操作によって極限まで戦闘能力を高められた結果、目の前の敵を倒すことしか考えられない、闘いのためだけに存在する生命体と化している。闘いで力を最大限に出せるよう、普段は洞窟深くで少しも動かず眠りにつき、エネルギーを貯めている。その性格はポケモンで最も凶暴であり、優しい心は存在しないと言われている。

ミュウ[編集]

全ての技を習得することができることから、遺伝子には全てのポケモンの情報が含まれているといわれており、ポケモンの祖先と推測されている幻のポケモン。頭に耳と思われる二つの小突起を持ち、体色は薄い桃色。すでに絶滅したポケモンだと考えられていたが、南米ジャングルの奥地に住むとされている。自由に姿を消す事が出来るため、発見することは非常に難しいが、清らかな心と会いたいという強い気持ちを併せ持つ者の前にのみ、姿を現すとされている。

ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』では、グレン島のポケモン屋敷にミュウに関連した記述のある日記が残っており、その存在を示唆していたが、基本的に普通のプレイでは手に入れることができず、内部データとして存在しているのみだった。しかし、バグなどによって存在が露見したことを契機に任天堂は「イベントによる配布」という形でミュウを151番目のポケモンとして認定することに決め、以後数回にわたって配布が行われている。専用Zワザは「オリジンズスーパーノヴァ」。

2016年11月23日時点で、スマートフォン用アプリ『Pok?mon GO』では出現が確認されていない[39]

脚注[編集]

注釈[編集]

を使うと、自分のタイプをじめん技の効果がいまひとつや無効になるタイプ(くさ、ひこう、むし)のどれかに変化させる。

出典[編集]

出典:Wikipedia
2019/09/11 10:01
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