9.2.言語
詳細は「en:Languages of Somalia」を参照
公用語は
ソマリ語と
アラビア語。
ソマリ語はソマリ人の
国語であり、少数のマイノリティとも同様に、ほぼ全てのソマリ人によって事実上全土で使用され、政府機関やエリート層では欧米系言語が主流である
サブサハラアフリカ諸国の国の中では例外的に、エチオピアの
アムハラ語や
タンザニアの
スワヒリ語と共に非欧米系言語のソマリ語が
共通語、作業言語として広く機能している国である。少数派言語は存在し、ソマリア中南部で
ラハンウェイン氏族によって話されるAf-Maayが挙げられる。なおラハンウェイン氏族が話すのはマイ・テレー(Mai Terreh)という方言という説もある。様々な
スワヒリ語(Barawe)もまた沿岸部一帯でアラブ人によって話され、
バントゥー語(Jareer)もまた話される。
多くのソマリ人はアラブのメディアや、宗教教育の遠大な影響による
アラブ世界との緊密な結びつきのため、
アラビア語を話す。
英語も旧植民地
イギリス領ソマリランドであった現
ソマリランドで広く用いられ、教えられている。
イタリア語はかつて主要言語だったが、現在では内戦と教育の欠如により、流暢に話せるのは老人世代に限られる。