わろてんか
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3.登場人物
3.4.大阪の人々

藤吉の芸人仲間[編集]


秦野 リリコ(はたの リリコ)
演 - 広瀬アリス(幼少期:莉帝)
旅芸人一座「福楽座」の芸人。てんの恋敵。
幼少期に両親を亡くし、父親の知り合いの芸人仲間に引き取られて以来、旅芸人を続ける。幼い頃から優しくしてくれた藤吉に恋をし、藤吉とてんの仲を引き裂こうと策略を図る。藤吉に失恋後は自棄になり贔屓客の後添いになろうとするが、藤吉から義太夫の才能を理由に引き止められて考えを改める。
明治43年の時点では関西で人気娘義太夫として活躍。風鳥亭開業と同じ頃に東京へ進出し人気の娘義太夫となるが、大正4年に引退し大阪の芸人長屋に戻る。その後、栞が興業する活動写真の専属女優として活躍する。
舶来屋 キース
演 - 大野拓朗(幼少期:前田旺志郎
本名は山村 喜助(やまむら きすけ)。藤吉やリリコの芸人仲間で、外国人の物真似を芸としている。胡散臭い言動をしては騒動を引き起こしている。
父が残した借金に悩む藤吉に、儲け話として電気式髪結い機(電髪)を購入して商売することを勧め、結果として北村屋を廃業させるきっかけとなる。
風鳥亭の立ち上げから舞台に立ち続けるが、大正5年、藤吉が高額の契約金で団吾と専属契約を結ぼうと動いていると知って、芸人仲間を先導し抗議する。藤吉に取り合ってもらえなかったことから舞台をストライキするが、看板芸人を入れることで芸人の士気を上げたい藤吉の意図を知り考えが変わる。アサリとコンビを組むとともにハリセンを開発し、新しい笑いに挑み好評を得ていく。
横山エンタツをモチーフにしている[14]
万丈目 吉蔵(まんじょうめ きちぞう)
演 - 藤井隆
藤吉の昔の芸人仲間。藤吉の事を「ぼん」と呼ぶ。
「後ろ面」を持ち芸としているが笑いを取ることができず、歌子に尻を叩かれている。キースが仕入れた電髪の実験台に自ら買って出る。
風鳥亭の立ち上げから舞台に立ち続ける。大正5年のストライキ後にキースとアサリが新たな笑いに挑む一方、後ろ面を極める事に勢力をあげる。大正10年の時点では、後ろ面の芸を生かしつつ歌子を相方に舞台に立っている。
元よしもとクリエイティブ・エージェンシー専務取締役の竹中功は、玉松一郎がモデルと推測している[15]
万丈目 歌子(まんじょうめ うたこ)
演 - 枝元萌
吉蔵の妻。一膳飯屋「万々亭」店主。
気と腕力は吉蔵よりも強く、夫婦喧嘩時には店から飛び出る程に吉蔵をど突いている。
大正10年の時点では、万々亭を事業転換したカフェ「マンマン」を営みつつ、吉蔵とともに舞台に立っている。
潮 アサリ
演 - 前野朋哉
本名は浅井 利一(あさい りいち)。「」を持ち芸にしている芸人でキースの相方。ドケチで金が絡むと気性が荒くなる。開業当初の風鳥亭が閑古鳥が鳴く有様になった途端、保身のために神戸の新開地の寄席に逃げだすが、1年後の藤吉とてんの祝言の日に戻ってくる。
元よしもとクリエイティブ・エージェンシー専務取締役の竹中功は、花菱アチャコがモデルと推測している[15]
岩さん(がん さん)
演 - 岡大介
怪力を売りにしている芸人。
川上 四郎(かわかみ しろう)
演 - 松尾諭[16]
漫才師。

てんが大阪でめぐりあうおもろい人々[編集]


寺ギン(てらギン)
演 - 兵動大樹
興行界の風雲児。以前は僧侶だったが「死んだ人間にお経を唱えるより、生きている人間を笑わせる方が面白い」と興行師に転身した過去を持つ。
「オチャラケ派」の芸人を抱える太夫元を営なむなか、閉鎖した寄席小屋「鶴亀亭」を買収しようとするが、てんと藤吉に先を越される。その後、てんと藤吉が開業した寄席小屋「風鳥亭」の営業が軌道に乗り始めたことを知り、芸人不足の弱みに付け込み自身が7割の報酬を貰う条件で風鳥亭に芸人を送り込む交渉をする。その後、藤吉から売り上げが2倍になったら5分5分の条件にする交渉をされるが、条件を達成しても自身が6割貰う条件で譲らない姿勢を見せる。
「風鳥亭」の月給制変更を機に所属芸人らの心が離れたことや、借金を盾に「自分の所有物」扱いしていた芸人への態度を藤吉に苦言されたことに怒り、「風鳥亭」への芸人派遣を差し止めるなどの兵糧攻めにするが、所属芸人達に反旗を翻される。芸人らの借金を肩代わりしたてんの心意気に己の負けを認め、太夫元を始めた初心に戻るよう文鳥に説得されたことで、僧籍に戻り諸国行脚の旅に出る。
元よしもとクリエイティブ・エージェンシー専務取締役の竹中功は、創業期の吉本興業のビジネスパートナーであった興行師・岡田政太郎がモデルと推測している[15]
亀井 庄助(かめい しょうすけ)
演 - 内場勝則
てんと藤吉が手にいれる寄席小屋の持ち主。
夫婦で寄席小屋「鶴亀亭」を営んでいたが、繁盛して羽目を外し妻に経営を任せきりにした結果、彼女の死去を期に下火となり廃業した。
小屋の譲渡を請う藤吉とてんに当初は取り合わなかったが、亀井夫妻に代わって再び町中の人を笑わせたい2人の情熱に折れる。
その後、自ら申し出て「風鳥亭」の下足番になる。売上を伸ばすために鶴亀亭時代の工夫を行うも、客足を遠のかせる結果となる。
喜楽亭 文鳥(きらくてい ぶんちょう)
演 - 笹野高史
「伝統派」と呼ばれる150名以上の門下を抱える大看板の落語家。
伊能製薬の正月行事に度々呼ばれている縁から、栞と馴染みが深い。
栞の紹介で一座の出演依頼に来た藤吉に対し、経営する寄席小屋の色を問い、答えられなかったことからその時点では断るも、後日好みの味のカレーうどん[17]を持参したてんと藤吉から、老若男女が楽しめる寄席小屋にしたい理念を聞き、1度限りの条件で自身が高座に上ることを了承し、前座時代の噺『時うどん』を披露する。
月の井 団吾(つきのい だんご)
演 - 波岡一喜[18]
「落語界の風雲児」と呼ばれる落語家。
噺の面白さと自由で豪放な生き様が人気となっている。藤吉や風太から専属の誘いを受けるが断り続ける。
兄弟子の団真とは修業時代は仲が良かったが、大正5年時には藤吉に「団真を高座に上げるなら契約しない」旨を告げるなど、不和の様子を見せる。初恋相手のお夕が夫婦喧嘩の末に家出したことを知り受け入れるが、団真とお夕の夫婦仲を断ち切れない事を悟り失恋。後日、高座に復帰した団真の応援のため風鳥亭に駆けつけると共に、契約金で借金の肩代わりする事を条件に風鳥亭と専属契約を結ぶ。
初代桂春団治をモデルとしており[19]、本作のチーフプロデューサーの後藤高久は、春団治の光の部分を意識したキャラクターと述べている[20]
月の井 団真(つきのい だんしん)
演 - 北村有起哉[18]
落語家。先代・月の井団吾の元で修行中、師匠の反対を押し切りお夕と駆け落ちし破門された。以後、弟弟子の団吾を名乗り、代金をツケにして食い逃げを続けていた。
てんの頼みで、急遽出られなくなった落語家の代役で風鳥亭の高座に上がるが、先述の悪事を知る観客からの「ニセ団吾」との囁き声が重圧となり噺を中断し、罵声と野次で会場が荒れる。この出来事で酷く落ち込み、慰めるお夕を殴る。程なくお夕が家出し塞ぎ込む日々を続けるが、自殺の恐れを心配し駆けつけたお夕の気持ちを知り一念発起する。密かに「崇徳院」を練習している事を知った藤吉から、再び出演の打診を受け、団吾とお夕の応援を後押しに高座を成功させる。
チーフプロデューサーの後藤高久は、桂春団治の影の部分を意識したキャラクターと述べている[20]
お夕(おゆう)
演 - 中村ゆり[18]
団真の妻。先代・月の井団吾の娘。団真と駆け落ちし、彼とはぐれ行倒れたところをてんに助けられる。恩返しとして、風鳥亭の仕事を手伝うなか、万々亭で食い逃げしようとしている団真と再会し、以後2人で芸人長屋で暮らす。

北村家の人々[編集]


船場で老舗の米問屋「北村屋」を営む。しかし、番頭が辞めて経営が傾いたことと、藤吉の父の借金に加え、藤吉が更に借金を背負ったことにより、明治43年、廃業を余儀なくされる。その後、屋号はてんと藤吉が立ちあげた会社「北村笑店」という形で復活する。
北村 啄子(きたむら つえこ)
演 - 鈴木京香
藤吉の母。周囲から「ごりょんさん」と呼ばれている。「始末・才覚・算用」をモットーに女手一つで北村屋を切り盛りし、従業員やてんに対して厳しく接する一方で実子の藤吉には甘い。
貧しい行商人だった幼少期を経て、商才を認められ北村家に嫁入りするも、夫は芸妓に現を抜かし店の金を注ぎ込んだ挙句に多額の借金を残し、すれ違いの夫婦生活を送った。そんな事情から、藤吉の恋愛結婚を反対する。
斜陽の「北村屋」の暖簾を守るため、自らも店に出て身体を張って働くが、藤吉が家と土地を抵当に入れた商売失敗が大打撃となり、夫と藤吉が作った借金を返済して店を畳み、てん・藤吉と共に芸人長屋に移り住む。てんの寄席経営の提案を当初は反対するが、てんと藤吉が譲り受けた寄席小屋が、かつて死を考えるほどに辛い中で幼い藤吉と一緒に入り笑わせてもらった場所と知り、快く開業を認める。
風鳥亭が開業すると、売上が伸び悩むとともに儲けを得られず苦悩する藤吉とてんに見かねて自ら腰を上げて手伝い、商売の経験や心意気を伝授していく。開業1年後には、てんをごりょんさんとして認めるとともに、てんと藤吉の結婚を許す。2人の祝言に立ち会い、藤吉から「北村笑店」を立ち上げることを聞いた後、新しいことに挑戦したい気持ちから、知人が住むアメリカへ旅立つ。
吉本せいの姑・吉本ユキがモデル[12]
杉田 楓(すぎた かえで)
演 - 岡本玲
藤吉の許婚。船場の商人の娘で、啄子に商才と気の強さを認められ、嫁候補として北村家に来ていた。
藤吉に対しての愛情は無く、当初は親の言いなり通りに「ごりょんさん」になることが自身の幸せと考えていた。しかし、てんと出会い、考えが揺らぐと共に彼女に嫉妬し、いけずな言動を取る。やがて、自分の事は自分に決めたい本心や、与謝野晶子のような歌人になりたい夢をもらしたことを機にてんと和解。自分で相手を見つけると啄子に伝えて北村家を後にする。
その後は新聞記者として働きながら歌人を目指す。
北村 頼子(きたむら よりこ)
演 - 西村亜矢子(幼少期[21]:橋本苺花)
藤吉の姉。幼少期は啄子が藤吉ばかりにかわいがるのを嫉妬し、度々彼にいけずをしていた。
結婚し既に家を出ているが、実家に頻繁に帰って来ては金品を持ち出す。
北村 隼也(きたむら しゅんや)
演 - 成田凌[16](幼少期:渡部翔夢 / 少年期 : 南岐佐 / 15歳時:大八木凱斗
てんと藤吉の長男。

北村屋の人々[編集]


経営悪化を察して「北村屋」を出て行く。
又八
演 - 井之上チャル
「北村屋」の番頭。
「北村屋」の商売敵「天野屋」のごりょんさんから才覚を買われ、婿になってのれん分けすることで「天野屋」に移る。
「天野屋」に入ってからは商才を発揮し「北村屋」時代の得意先も囲ったことから、「北村屋」の経営悪化に拍車をかけることとなる。
スミ
演 - 楠見薫
「北村屋」の女中。
マツ
演 - 土井玲奈
「北村屋」の女中。
佐吉
演 - 梅林亮太
「北村屋」の手代。
又八の退職により経営悪化の危機感を察し「北村屋」を辞める。
豆蔵
演 - 井上拓哉
「北村屋」の従業員。

風鳥亭の人々[編集]


てんと藤吉が最初に開いた寄席小屋。
イチ
演 - 鈴木康平
「風鳥亭」の従業員。
お楽(おらく)
演 - 河邑ミク
「風鳥亭」のお茶子。
タネ
演 - 辻葉子
隼也の子守

安来節乙女組[編集]


藤吉が栞から寄席が古臭いと指摘され、当時大流行していた安来節を「風鳥亭」の舞台に取り入れることに。現地に出向き、オーディションを開催。その結果、4人の娘を採用する事に。
安達 都(あだち みやこ)
演 - 大後寿々花
安来節乙女組の一員。
勝部 なつ(かつべ なつ)
演 - 畦田ひとみ
安来節乙女組の一員。
錦織 あや(にしこり あや)
演 - 鈴木球予
安来節乙女組の一員。
小豆沢 とわ(あずきざわ とわ)
演 - 辻凪子
安来節乙女組の一員。

その他の大阪の人々[編集]


伊能 忠春(いのう ただはる)
演 - 南条好輝
栞の父。「伊能製薬」の社長。
儀兵衛にてんと栞との縁談を持ちかけたものの、「藤岡屋」の倉庫火災による倒産の危機を耳にして破談させる。
外国人客
演 - Raja Sahani
「北村屋」に来店するインド[22]客。外米が売れずに悩むてんに頼まれ、外米と合うカレーを作り客に試食販売することに協力し、大盛況の一役を買う。
不動産屋
演 - 阪田マサノブ
地域の開発を見込んだことや「北村屋」の売れ行き悪化を察し、啄子に土地と家の売却を勧める。
天野屋[23]
演 - 梅田千絵
「天野屋」のごりょんさん。又八の婿入りのあいさつで「北村屋」に訪れる。
金貸し
演 - 楠年明
「北村屋」に訪れ、店の借金の取り立てに来る。
[4]前ページ
(3.3.京都の人々)
[6]次ページ
(3.5.その他の人々)

12. “『わろてんか』のモデルたち、実際にあったホンマにおもろい話”. 週刊現代. 講談社 (2017年10月28日). 2017年12月1日閲覧。
14. “鈴木京香「わろてんか」で四半世紀ぶり朝ドラ出演「恩返しできれば」”. スポーツ報知 (報知新聞). (2017年6月16日). http://www.hochi.co.jp/entertainment/20170616-OHT1T50150.html 2017年12月1日閲覧。 
15. “Vol.14 NHK朝ドラ「わろてんか」をもっと楽しむには!”. Shonichi Annex (スポーツニッポン). (2017年10月15日). http://www.sponichi.co.jp/entertainment/yomimono/naniwashimpo/kiji/20171015s000413DF101000c.html 2017年12月1日閲覧。 
16. “「わろてんか」追加キャスト発表 ヒロイン・てんの一人息子に成田凌”. スポーツ報知 (報知新聞). (2017年12月1日). http://www.hochi.co.jp/entertainment/20171201-OHT1T50146.html 2017年12月1日閲覧。 
17. 実際はかなりの甘口だが、文鳥は辛口と評している冗談である。
18. “【わろてんか】寄席を開くぞ!“笑売編” 新キャストが続々”. ORICON NEWS (2017年11月6日). 2017年11月30日閲覧。
19. “NHK「わろてんか」団吾役で人気 波岡一喜の意外な素顔”. 日刊ゲンダイ (2017年12月23日). 2017年12月17日閲覧。
20. “落語家の所作をわずか2カ月で習得…「役者はすごい」と師匠も舌巻いた”. 産経新聞社 (2017年12月18日). 2018年1月2日閲覧。
21. 藤吉の幼少期と時期が同じ。
22. ドラマのあの味つくってんか 外米を使っておいしく食べる!ライスカレー
23. 役名はクレジットより。

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出典:Wikipedia
2018/01/20 11:34
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