まんぷく
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4.登場人物
4.2.福子の家族・親族

立花家の人々[編集]


演 - 長谷川博己
福子の夫で発明家。たちばな工房社長→理創工作社社長→たちばな塩業社長→たちばな栄養食品社長→池田信用組合理事長→無職→まんぷく食品社長。明治43年3月5日生まれ[25]
実直且つお人好しな性格である反面、良く言えば意志が強い、悪く言えば頑固で偏屈なところがある。人々の役に立てる物を作ることをモットーにしている。発明家・技術者としての確かな発想や才能を持っており、実行に移すための行動力も持ち合わせている。その一方で、熱中すると周りが見えなくなる、後先を考えず強引に物事を進める、金銭面に無頓着で利益を考えないなど、経営者としては致命的な欠点を持つ。良くも悪くも発明家気質で、社長には向いておらず、それ故に福子を始めとした周囲が支えていく必要がある。萬平自身もその点を自覚しており、気にしている節がある。また、他者の心の機敏に疎いところもある。
幼い頃に両親を亡くして以後、各地を転々としてきた経歴を持つ。25歳時に独立起業。昭和13年に加地谷を共同経営者として受け入れ、社名を『理創工作社』に改名してからは、開発・製造を担当している。
咲の結婚式の出し物をきっかけに福子と出会う。その時見せた、彼女のスピーチと嬉し涙に心を惹かれ、再会した後に福子に告白をする。福子と交際を始めるも、咲の病気と死、自身が逮捕されるといった出来事が起こるが、福子への強い想いと周囲の後押しによって結婚する。
太平洋戦争中は、2回召集令状を受けるが、入隊検査でいずれも不適格とされ、人々の役に立てない挫折感を抱く。
終戦後の昭和21年、泉大津へ移住し『たちばな塩業』を開業。
三田村と世良からの投資を得たことで、新しい事業開始を考えるなか、福子の産後の肥立ちが悪かったことや戦後の人々が栄養失調で苦しむ姿を見て、栄養食品の開発を決め『たちばな栄養食品研究室』を設立する。
開発の試行錯誤や、研究班と製塩班の従業員同士の対立、研究に熱中するあまりに発生した福子との不和と和解を経て、『栄養』という意味のドイツ語 "Die Ern?hrung" からとった[26]栄養食品『ダネイホン』を完成させる。三田村の助言と福子の発案から病院への販売を開始するが、進駐軍により反乱の疑いをかけられ従業員らと共に逮捕される。
牧や三田村などの証言や手榴弾を使った漁が実証された事からのちに釈放。
進駐軍に逮捕されたことから塩作りを続けるのが難しくなったため、社名を『たちばな塩業』から『たちばな栄養食品』に変更して『ダネイホン』一本に絞り経営をする。
しかし、社員に奨学金として渡していたお金に対して脱税とみなされ、再び進駐軍に逮捕される。そして裁判にかけられ、重労働4年 罰金7万円の有罪判決が下る[27][28]
東の調べで、奨学金は非課税である事が判明し、冤罪(不当逮捕)である事がわかり国を相手取り告訴。東と世良がマスコミにその情報を流し、税務署と進駐軍は世間から非難されるようになり、税務署から司法取引を持ちかけられるも断固拒否。
東から事情を知らされた福子から告訴を取り下げるよう懇願され、告訴を取り下げた後、釈放される。
香田家に身を寄せていた頃、呉服店店主(後述)から池田信用組合の理事長に就任するよう請われ、悩んだ末承諾。
昭和32年時点で理事長の職にあったが、『織田島製作所』への融資がきっかけとなり発明家の血が騒ぎ出し、織田島たちと共に万能調理器製造に携わるようになる。万能調理器製造にあたり、自宅を抵当に入れた。のちに景気が後退しだしたことで池田信用組合へのとりつけ騒ぎが起き、『織田島製作所』への融資を続けてくれるようメインバンクの『梅田銀行』へ直接交渉し、理事長を辞任した。
自宅が差し押さえられた後は、借家へと引っ越した。福子と屋台のラーメンを食べに行った事がきっかけとなり、即席ラーメンを開発する事に[29]
試行錯誤の末鶏がらスープを完成させ、麺作りに取り掛かるも中々上手くいかず苦戦するも、福子が敏子からおすそ分けでもらったエビで天ぷらを揚げているのを見て、麺のヒントを思いつき麺を蒸し、チキンエキスをじょうろで麺にかけて油で揚げる方法を開発。香田家とパーラー『白薔薇』で試食会を行い、一同から絶賛された事で発売に乗り出す事を決断。商品名を『まんぷくラーメン』[30]にした。
日清食品創業者の安藤百福がモデル。
今井鈴(いまい すず)
演 - 松坂慶子
福子・咲・克子の母。昭和13年時点で47歳。
夫は会社経営者であったが、投機的な性格で家族に苦労をかけた末、福子が小学校卒業目前頃に他界した。そのため、経営者・発明家・芸術家といった不安定な職業の男性を嫌い、娘たちには安定した職業の男性との結婚を望んでいた。
源義経の末裔を自称し18番は「私は武士の娘です」が口癖だが、家系図等は残っていないため真相不明と福子は思っている。泥棒として侵入した神部を怒鳴りつける、製塩業の従業員らの騒動を一喝して黙らせるなど表向きは毅然としているが、内面は非常に心配性で、娘たちと自身の幸せを願うあまりに、ことあるごとに口を挟む。またプライドが高く自己中心的で、思慮に欠ける発言をし福子たちを困らせることもしばしばだが、最終的には折れる形で福子たちの意志を認めることも多い。文句を言いながらも福子たちを手伝ったり、従業員らを気にかけたりするなど、なんだかんだで世話好きな一面もある。
萬平が安定しない職であることから福子との交際を猛反対するが、福子と萬平の強い意志と周辺の人々の後押しにより、渋々二人の結婚を認める。戦時中は福子夫婦と共に黒竹村へ疎開し、終戦後は自宅が焼失したために克子の家に身を寄せる。福子たちの転居予定を知ると、はんこ屋の仕事と忠彦の両親からの援助を受ける生活を潔しとせず、ともに泉大津へ渡る。
『たちばな塩業』開業により、福子とともに従業員らの賄いをする。自身を尊重しない萬平と従業員らの対応に憤り家出をするも、忠彦との会話で機嫌を直し福子の出産と同時期に立花家に戻る。萬平が池田信用組合の理事長に就任してからも福子たちと同居していたが、昭和32年の暮れに萬平が理事長を辞任し、自宅が売却された際は香田家に身を寄せる。昭和33年に真一から好美との再婚の話を切り出される。咲とのこともあり当初は戸惑うものの、真一と好美の言葉に心を動かされ、二人の結婚を祝福した。
昭和33年夏、『まんぷくラーメン』発売日目前に、福子が倒れた事がきっかけとなり、再び立花家で同居を開始。自身もラーメン製造に携わる事に。発売当日。大急百貨店で福子・萬平と共に、試食販売をしていた。
立花源(たちばな げん)
演 - 二宮輝生
萬平と福子の長男。1947年4月生まれ。萬平が考えた平賀を由来とした名前「源内」と、鈴が考えた義経を由来とした名前「義経」の間をとり、福子が「源」と命名する。
昭和32年時点で、小学生。父親に似て好奇心旺盛で手先が器用であり、年相応に悪戯好き。
立花幸(たちばな さち)
演 - 三宅希空
萬平と福子の長女。1949年生まれ。幸せが来るようにとの願いと、子と合わせて「幸福」となる語呂合いから、脱税の濡れ衣を着せられ服役中の萬平により命名される。
昭和32年時点で、小学生。

香田家の人々[編集]


演 - 松下奈緒
福子の8歳上の次姉。専業主婦で4児の母。旧姓:今井。福子が小学校卒業目前頃には既に結婚し家を出ている。
長姉・咲と対照的に自由奔放で物事をはっきりと言う性格。
家を失った福子たち一家を香田家に住まわせたり、萬平や神部たち社員が反乱の容疑で逮捕されたときはダネイホンづくりを手伝うなど、福子や萬平を支える。
夫の職業に理解を示し支えている一方で、忠彦が美人画に転向しモデルを雇うようになってからは気が気でない日々を送る。
香田忠彦(こうだ ただひこ)
演 - 要潤
克子の夫。福子の義兄で、画家の仕事をしているが、自身の好きなものである鳥しか描かないために生計は立てられず、両親からの援助を受けている。
穏やかかつ家族想いな性格で、勝気な一面がある妻や娘に言い負かされることも。画家の仕事に誇りとこだわりを持っている。
福子と萬平の結婚式の前に召集令状をもらい出征。終戦の2ヶ月後にフィリピンから帰還するが、戦場で照明弾の光を至近距離で浴びた影響で目を負傷し、緑色と赤色が判別できなくなる障害を負っていた。そのため一度は画家の仕事を諦めようとしたが、絵を描く情熱を捨てられず、色が判らないなりに今までと違う絵が描けるかもしれないと思い直し、再び筆をとる。昭和21年5月には寒色を基調とした絵が展覧会で400円で売れる。絵は売れたものの、複雑な心境に。
タカを「浮世離れした美人」[31]と評して、製塩業の男たちの賄いの手伝いに行かせることを反対するなど、克子やタカ本人が呆れるほどの親馬鹿な一面もある。タカの神部に対する恋心を知り当初は反対するが、神部が進駐軍に拘束中、神部の身を案じていたタカを見かねて、タカが女学校を卒業する条件で二人の結婚を認める。しかし神部の釈放後には結婚を認めたことを後悔するとともにタカの学力や将来のため、タカに大阪帝大進学を勧める。
昭和32年時点では画家として安定した日々を送りながらも、自身の描きたい絵について悩み、結果、美人画を描くことに転向する。昭和33年、モデルとして雇った木ノ内秀子から既成概念をぶち壊すよう促され、抽象画を描き始める[32]
昭和33年に、萬平から『まんぷくラーメン』のパッケージイラストを依頼されるが、イメージが思い浮かばず苦悩する。だが、タカが初孫・大介を出産した当日。デザインが思い浮かび、産科から飛び出してパッケージ画を描き始め完成させた。
香田タカ(こうだ たか) → 神部タカ(かんべ たか)[33]
演 - 岸井ゆきの(幼少期:武内煌[34]・松田苺[35]
克子と忠彦の長女で、福子の姪。大柄で長身の両親とは違い小柄。気配りができる明るい性格で、母親譲りの気の強いところもある。
昭和21年5月の時点では女学校に進学している。福子に頼まれ、製塩所の従業員の賄いで忙しい福子と鈴を週末のみ手伝っている。
神部とは互いに好意を抱いた後に交際に発展し、女学校を卒業したら結婚をする約束をする。しかし父の考えが変わり、婚期は大阪帝大卒業後に延期される。昭和24年に大阪帝大に合格。
昭和32年時点では、神部と結婚している。昭和33年の初め、妊娠3か月と判明。タカが妊娠中にも関わらず即席ラーメンを開発する萬平に興味を示す神部に複雑な気持ちを抱く。その後、男児・大介を出産。
香田吉乃(こうだ よしの)
演 - 深川麻衣[36](幼少期:網本唯舞葵[37]・奥野此美[38]、少女期:濱田優音)
克子と忠彦の次女で、福子の姪。
昭和32年時点で、BG[39]
マイペースな性格。好きな男性のタイプは『武骨な人』。
香田重之(こうだ しげゆき)
演 - 井上拓哉(幼少期:荻野煌希[37]・上田琳斗[40]、少年期 :栗田倫太郎)
克子と忠彦の長男で、福子の甥。
昭和32年時点では、家を出て東京の大学に通っている。
香田学(こうだ まなぶ)
演 - 中村凛太郎(幼少期:田幸季[38]、 西村竜直)
克子と忠彦の次男で、福子の甥。
昭和32年時点では、家を出て東京の大学に通っている。
神部大介(かんべ だいすけ)
演 - 川口調
タカと茂の長男で、吉乃・重之・学の甥。克子の孫で福子の大甥。

小野塚家の人々[編集]


演 - 内田有紀
福子の10歳上の長姉。
宝飾店の店員として働き、鈴、福子との3人暮らしを支えてきた。穏やかで品のある女性。
昭和13年、真一と結婚するが昭和16年に肺結核を発症。昭和17年の春に危篤に陥り、真一・福子・鈴・克子・忠彦に見守られながらこの世を去る。
死後、鈴や福子の夢枕にたびたび登場する。夢枕での咲は、相手の本音や深層心理を代弁したり、悩みや気持ちを整理させる役割を持っていることが多い。
小野塚真一(おのづか しんいち)
演 - 大谷亮平
咲の夫。証券会社勤務を経て、たちばな塩業の経理・営業担当を務める。
冷静で思慮深い性格。萬平や忠彦同様背が高く大柄なため、怒ったり凄んだりすると迫力があるものの、本人は喧嘩や争いごとは苦手。
寡黙であるため鈴から「冷たい」と思われているが、誰よりも咲を大切にしている。
咲亡き後の昭和17年の夏、召集令状が届き、出征。終戦後、北支から帰還する。
昭和22年、財閥解体のあおりを受け、勤務する証券会社が倒産。福子に誘われ、たちばな塩業に入社する。東京進出の際には「たちばな栄養食品販売有限会社」の営業本部長を務める。たちばな栄養食品解散後は会計事務所で手伝いをしていたが、萬平の誘いで「池田信用組合」に入って専務理事に就任し、萬平が去ってからも組合に残る。
友人の紹介で好美と交際し、昭和33年に再婚を考えている相手として福子たちに紹介する。
本城好美(ほんじょう よしみ)→ 小野塚好美(おのづか よしみ)[42]
演 - 東風万智子
真一の再婚相手。3年前に前の夫を亡くしてからは二人の子供(花子・和光)を女手ひとつで育てていた。洋裁が得意で生計を立てている。
咲とは対照的に明るく話好きな性格で、福子よりも年下(昭和33年時点で35歳)。真一が亡き妻のことを今も想っていることを理解している。
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(4.1.主人公)
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(4.3.大阪東洋ホテルの人々)
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出典:Wikipedia
2019/02/20 09:01
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