4.1.主人公
演 -
安藤サクラ
本作の主人公。大正9年8月16日生まれ
[25]。友人や知人らからの愛称は「福ちゃん」。
昭和13年、高等女学校卒業後『大阪東洋ホテル』に就職。
交換手として電話交換室に配属後、失敗の謝罪相手の外国人客に英語を評価されたのをきっかけに、程なくフロント係に昇格する。萬平との結婚を機に退職。
咲の結婚式の出し物をきっかけに萬平と出会う。萬平と再会後に告白され、交際を受諾する。咲の病気と死、萬平の逮捕と二人の間には様々な出来事が起こるが、周囲の後押しや萬平への強い想いにより、萬平と結婚する。
『たちばな塩業』の経営が順調だった昭和22年に長男の源を出産。萬平が脱税の容疑で服役中であった昭和24年に長女の幸を出産。
8年後の昭和32年時点では、パーラー『白薔薇』でアルバイトしている。
楽観的でおっとりとしているが、機転が利く性格。萬平が『ダネイホン』の味を改良するのに苦戦していたときにはワカメを昆布に変えることをアドバイスするなど、萬平が開発をする際は度々助言をする。萬平の発明家としての才能を信じており、献身的に支える。夫と母との間に挟まれる苦労人な一面もある。辛い時も明るく振舞うことが多いため、それを知っている家族や友人から心配されることもある。
照れた時や困惑した時などに髪を触る癖がある。
日清食品創業者である
安藤百福の妻の安藤仁子がモデル。