はやぶさ (探査機)
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10.反応
10.4.インターネットによる広報と反響
はやぶさは、「星の王子さまに会いに行きませんか」キャンペーンを実施し、国内外から88万人の署名入りターゲットマーカーを積んでいたことで、投下成功のニュースには多くの励ましのメールがJAXAに届けられた[231]
イトカワ着陸の際は、管制室のインターネット中継や、ブログによる実況が行われた。2度目の着陸の際、栄養ドリンク「リポビタンD」の空き瓶が管制室の机にどんどん増えていく様子[232]がブログを通して紹介され話題になった[233]。後にブログの更新担当者のもとには大正製薬関係者からリポビタンDが2カートン贈られたという[234]
JAXAのwebサイトでは、ミッションの経過を絵本仕立てで紹介した『はやぶさ君の冒険日誌』やペーパークラフト[235]なども公開された。
2006年、soyuz project名義で活動する音楽家、福間創は、はやぶさの地球への無事帰還を願い、「swingby」という楽曲を自身のwebサイトで無料配信した[236][237]。配信後、この曲は相模原のJAXA宇宙科学研究本部の一般公開イベントにおいて、はやぶさコーナーのBGMとして正式に採用された[238][239]
地球帰還に向けて最後の軌道修正に入った2010年4月には特設ページが作られ、プロジェクトマネージャーの川口淳一郎を始めとする関係者たちのメッセージが掲載されたほか、ブログやTwitterで状況が報告された。Twitterでは「はやぶさ君」“本人”がつぶやいたり、「あかつきくん」や「イカロス君」と会話することもあった[240]
リアルタイムで多くの情報が公開されたことによりネットでの注目を集め、はやぶさを擬人化したキャラクターや、はやぶさをテーマにしたフラッシュMADムービー・楽曲などが作られた。ファンによるコスプレや実物大模型なども公開されてブームを盛り上げた[208][241][242]。後日、ASCII主催による、川口淳一郎教授と今回のプロジェクトチームを招いて、今回のミッションについての対談が行われた際、Twitterの果たした役割にふれ、またニコニコ動画上のさだまさしの『案山子』や『宇宙戦艦ヤマト』などをモチーフにしたFLASHムービー作品について、とてもよく出来ていて気に入っているという感想を述べて、「はやぶさ」とネットとの親和性は高いと評価した[233]
2010年6月13日の大気圏再突入の際には、前述のように生中継を行った放送局が皆無であったのに対し[216][217]、動画配信サイトでは現地からのインターネット中継が行われ[243][244]ニコニコ生放送に延べ21万人[216][245][207]、JAXAの配信に36万アクセス、和歌山大学の配信に63万アクセス[245]が殺到し、それぞれ視聴者数が制限されたり回線が繋がりにくくなったりする状況が発生した[207][216][245]。Twitterでも注目を集め[208][246]NECビッグローブによる統計によれば、再突入を捉えた動画や画像が公開された頃を中心に、10分間辺り最大で27,000件を上回る発言がはやぶさの話題に費やされた[217][247]。これは翌日の同時間帯に放送された2010 FIFAワールドカップ日本カメルーン戦でゴールを決めた本田圭佑に対する、10分間辺り最大16,000件の発言[217][247]を圧倒的に上回っている。
また「はやぶさ」が地球に帰還した翌日には、オンライン署名サイトで「はやぶさ2予算増額の嘆願署名」が作成されるなど、関係者以外からも注目が集まっている[248]
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(10.3.政治家)
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(10.5.はやぶさを扱ったグッズや作品に対する反響)

207. 小宮山亮磨; 福島慎吾 (2010年6月14日). “はやぶさ、ありがとう 砂漠から管制室からファン見守る”. 朝日新聞. オリジナルの2010年6月15日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20100615233551/http://www.asahi.com/science/update/0613/TKY201006130305.html 2010年6月14日閲覧。 
208. 西川拓; 永山悦子 (2010年6月5日). “知りたい!:小惑星探査機13日帰還 はやぶさ君、人気急加速 数々の危機克服に共感”. 毎日新聞. オリジナルの2010年6月9日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20100609121712/http://mainichi.jp/select/science/news/20100605dde001040038000c.html 2010年6月16日閲覧。 
216. “「はやぶさ」奇跡の帰還に生中継なし テレビ局に失望と批判の声”. J-CASTニュース. (2010年6月14日). http://www.j-cast.com/2010/06/14068754.html?p=all 2010年6月14日閲覧。 
217. “BIGLOBEがサッカー2010W杯日本・カメルーン戦のツイート情報を分析 〜ツイッター上で高評価だったのは本田・長友選手〜”. NECビッグローブ (2010年6月15日). 2010年6月16日閲覧。
231. “「はやぶさ」を支えた声” (2005年11月29日). 2005年12月17日閲覧。
233. 秋山文野; 小林伸; shigezoh; et al. (2010年6月17日). “「はやぶさ」の夢は続く、開発者が考えるその先にあるもの”. “JAXAの真田ぁ〜ず”に総力インタビュー!. アスキー・メディアワークス. 2011年1月26日閲覧。
234. “「はやぶさリンク」:未完のミッション”. 松浦晋也のL/D (2005年12月14日). 2005年12月17日閲覧。
235. “「はやぶさ」ペーパークラフト”. ISAS/JAXA. 2012年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年7月18日閲覧。
236. soyuz (2006年6月16日). “swingby 無料配信のお知らせ”. :::フクマニッキ:::. 2011年2月9日閲覧。
237. soyuz (2006年6月11日). “8823”. :::フクマニッキ:::. 2011年2月9日閲覧。
238. soyuz (2006年7月27日). “宇宙士官候補生☆”. :::フクマニッキ:::. 2011年2月9日閲覧。
239. soyuz (2006年7月29日). “コスモス”. :::フクマニッキ:::. 2011年2月9日閲覧。
240. “ねとらぼ:イカロス君「はやぶさ兄さんに僕の広がった姿を見せられてよかった!」”. ITmedia ニュース. (2010年6月11日). http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1006/11/news068.html 2011年2月5日閲覧。 
241. “ひと――探査機「はやぶさ」のコスプレーヤー 秋の『』さん(22)”. 朝日新聞: p. 第2面. (2011年2月5日). "秋の『』(あきの。鉤括弧は読まない)は、はやぶさを萌え擬人化したコスプレイヤーとして多数のメディアに出演している。『はやぶさLOVE講座』では表紙や口絵にコスプレ姿で登場し、本文中のガイド役をしている。" 
242. “はやぶさファン!”. 月探査情報ステーション. 2010年6月16日閲覧。
243. 東山正宜; 福島慎吾 (2010年6月13日). “はやぶさ動画中継、NASAも和歌山大も「ニコ動」も”. 朝日新聞. オリジナルの2010年6月16日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20100616074513/http://www.asahi.com/science/update/0612/TKY201006120229.html 2010年6月14日閲覧。 
244. “小惑星探査機「はやぶさ」カプセル帰還ライブ中継”. 和歌山大学宇宙教育研究所. 2014年1月22日閲覧。
245. 三柳英樹 (2010年6月14日). “「はやぶさ」地球帰還、関連サイトや生中継に多数のアクセス”. INTERNET Watch (インプレス). http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100614_374399.html 2010年6月19日閲覧。 
246. 小宮山亮磨; 福島慎吾 (2010年6月14日). “あきらめない姿 人生重ね はやぶさ帰還 ファン集う ツイッターでも人気者”. 朝日新聞朝刊13版: p. 30面 
247. 永沢茂 (2010年6月15日). “「はやぶさ」発光確認後、10分間で2万7000件以上のツイート”. INTERNET Watch (インプレス). http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100615_374552.html 2010年6月16日閲覧。 
248. 松浦晋也 (2010年6月16日). “はやぶさ2に向けて”. 松浦晋也のL/D. 2010年6月18日閲覧。

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出典:Wikipedia
2018/06/09 10:00
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