おそ松くん
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4.コミックス
1963年に青林堂から全5巻が、1964年に東邦図書出版から全4巻が刊行される[1]が続刊されず、曙出版から『おそ松くん全集』として全31巻が1968年から1975年にかけて刊行された。

アケボノコミックス版の刊行当初は『少年サンデー』(週刊・月刊別冊・増刊)を中心に、『ボーイズライフ』・学年誌・『小学館ブック』に連載された作品、および、チビ太をスピンオフさせて『少年ブック』(集英社)に1964年から1965年まで連載した『カン太郎』の中から5本を収録、カバーは全て色違いにして全24巻を刊行。第24巻の最後は連載最終話に掲載された「いまにみていろミーだって」ではなく、前月掲載話「ドロボウは教育のために」に入れ替えられ、最後のページの空白に全集が24巻をもって完結したというお知らせが加えられていた。その後、サンデー版最終話「いまにみていろミーだって」と『少年キング』版が1973年より追加され、さらに赤旗日曜版(日本共産党)に連載したハタ坊のスピンオフ作品『ハタ坊とワンペイ』を「別巻」として2巻刊行、この時に本のカバーをピンク色にし、それまで刊行した24巻もピンク色に統一し、31巻+2巻として再発売した。この曙版は最も普及したコミックスであり、これを定本とする見方もある。

アケボノコミックスに掲載された『ボーイズライフ』・『小学館ブック』・学年誌・『カン太郎』版は次の通り。

小学館からもゴールデンコミックスとして全1巻が、また汐文社のホームコミックスからは傑作選として5巻、朝日ソノラマのサンコミックスからも自選傑作集として10巻の単行本が刊行されていた(いずれも絶版)。

上記のコミックスは長年入手困難であったが、1988年のアニメ第2作放送に伴い、講談社から少年サンデー版・ボーイズライフ版・学年誌版・小学館ブック版・『カン太郎』版・少年キング版を収録した全34巻と、コミックボンボン連載分29話中計20話を収録した「最新版」全2巻のKCボンボンコミックスが発刊された(こちらも現在は絶版)。

全34巻の講談社版と曙出版の『おそ松くん全集』のタイトルを以下に記す。

いかした顔になりたいよの巻
びっくり六つ子が一ダースの巻
モモから生まれたチビ太郎の巻
六つ子なんかに負けないぞの巻
チビ太に清き一票を!の巻
チビ太のおつむは世界一の巻
おフランスがえりのデザイナーの巻
チビ太なぜなくのの巻
とつげきーっ!ノラネコ作戦の巻
デカパン城の御前試合の巻
ハタ坊は億万長者の巻
ハタ坊をマークしろの巻
イヤミの水戸黄門の巻
イヤミのお見合いの巻
六つ子の生活取材にきたよの巻き
チビ太はママになりましたの巻
イヤミがロボット発明すればの巻
忍法おぼえて六つ子にかとうの巻
イヤミの保険ソンかトクかの巻
バイキングの逆襲の巻
下町のチビ太キッドの巻
オトギばなしのデベソ島の巻
イヤミはひとり風のなかの巻
六つ子一家に復讐だの巻
ぼくらはグランプリレーサーの巻
いまにみていろミーだっての巻
シェーのおしうりの巻
ミーのラブストーリーの巻
デッパ神の三つのねがいの巻
ミーは超能力者ざんすの巻
モテモテイヤミはつらいざんすの巻
イヤミのウラミは死をよぶざんすの巻
涙ナミダの芸術ざんすの巻
いかした顔になりたいよ
びっくり六つ子が一ダース
六つ子なんかに負けないぞ
チビ太に清き一票を!
チビ太のおつむは世界一
おフランスがえりのデザイナー
チビ太なぜなくの
はいけいドロちゃんさま
デカパン城の御前試合
ハタ坊も億万長者になれる
ビローンと笑って百万円
ヤニがでるほどふくしゅうするぜ
イヤミ左膳だ よらば斬るざんす
ぼくらのクラスは先生が二人
パロディ版だよ宝島
テンノースイカばんざいよ
江戸工城の忠臣蔵だ
下町のチビ太キッドの物語
オトギばなしのデベソ島
イヤミはひとり風の中
キャプテンかあちゃん
突撃イヤミ小隊
オメガのジョーを消せ
シェーのおしうり
イヤミの結婚相談所
オンナドブスはバケモノざんす
これがイヤミのテクニック
念力でヘンシーンざんす
死んでもスケベはなおらない!
これでオシマイおそ松くん


これより前の1988年にはアニメ第2作開始を記念して、講談社から「赤塚不二夫爆笑ランド おそ松くん」を発売。『おそ松くん』を中心に、『天才バカボン』・『もーれつア太郎』・『レッツラゴン』・『ひみつのアッコちゃん』の過去発表作品を何本かを掲載[58]、これにアニメ第2作放送情報の「こちら下落合情報局」や、読者投稿頁「読者の広場」などで構成されていた。この内『おそ松くん』は「週刊少年サンデー」版を中心にし、希に「別冊」・「増刊号」・「少年キング」版も掲載された。発売は7巻まで続いたものの、その後は発売を打ち切られた。なお2011年5月2日には『これでいいのだ!!映画★赤塚不二夫』の公開を記念して、講談社からコンビニエンスストア限定コミック「赤塚不二夫爆笑ランド 面白すぎてこれでいいのだ!!」を発売、全7巻の内『おそ松』を初め、『バカボン』・『ア太郎』・『ゴン』から計13話を再掲載、更に『おそ松』以外の3作と『ギャグゲリラ』から新作を掲載した。

2007年現在、新刊で入手可能な物は竹書房より竹書房文庫で刊行されている全22巻と、小学館文庫の『赤塚不二夫名作選1 おそ松くん』である。このほか「コミックパーク」にて小学館「赤塚不二夫大全集」より購入可能(講談社版を底本とした全34巻および『最新版おそ松くん』全2巻)。

収録作が多い順に曙版、講談社版、竹書房版はサンデー掲載分は完全収録されてはいるものの、いずれも未収録の作品がある(小学館の学年誌・小学館ブック・週刊少年キング掲載分の一部や『ボーイズライフ』1966年7月号掲載分[59]「コミックボンボン」連載の最新版の後期作品など)。なお、キング版は最初の曙版では全話が収録されたものの、後に発売された講談社版には人体の欠損、切断シーンの多い3話分[60]が間引かれている。

竹書房は1995年頃、『天才バカボン』や『もーれつア太郎』の文庫が好評だったことから、本作の文庫化も行われたものの、売れ行きが悪く第1回配本の7巻で刊行が打ち切られてしまったが、2004年に完全版として再刊行し、全22巻を刊行しきった。完全版は作品は一貫して白黒(第1回では最初の話のみカラー)で、ラストの特集ページは時事ネタを扱った「おそ松くん歳時記」から、様々なデータを紹介する「ハッスル通信」に変更した。

なお竹書房版に収録された作品のサブタイトルは、曙版より引用しているが、差別用語等が入っている[61]、時事ネタが含まれている[62]、菊タブーに値する物[63]などで改題されたものもある[64]。完全版を謳ってはいるものの、小学館の学年誌掲載分・『小学館ブック』・『カン太郎』からの5作は省かれ、また、過激な描写が多いキング版は「リバイバル版チビ太の金庫破り」を含めた19話分しか収録しておらず、ボーイズライフ掲載作品は既に単行本収録された6作を、第18巻・第21巻・第22巻に2作に分けて収録した。

eBookJapanから配信されている電子書籍版全34巻では、これまで未収録だった『コミックボンボン』『テレビマガジン』掲載分全てに加え、少年キング版全話、ボーイズライフ掲載話、小学館ブック掲載話、月刊少年ジャンプ(1976年8月号)掲載『帰ってきたおそ松くん』が収録された。その一方、小学館の学年誌掲載の作品は未収録である[65]。また『カン太郎』版は、同社から配信されている電子書籍版『カン太郎』に収録されている。

また、ソフトガレージから『なのだ!?天才バカボン』に続く第2弾として、『なのだ!?天才バカボン』最終巻(第10巻)の最終ページで、本作と『もーれつア太郎』の刊行が予定されていたものの、実現には至らなかった。

2016年2月25日にはアニメ『おそ松さん』のヒットに伴い、秋田書店からコンビニエンスストア限定コミック『かわいいおそ松くん』が発売(税込500円)[66]、「週刊少年サンデー」作品を中心に(「少年キング」版は未収録)、電子書籍版に収録された「BAD MAN」(『バットマン』のパロディ)や、「コミックボンボン」「テレビマガジン」掲載話、曙版、講談社版のみに収録された学年誌掲載話3本を収録している。その後2017年10月27日には『おそ松さん』第2期放送に伴い、同社から『かわいいおそ松くん』第2弾を発売(値段同じ。また第1弾も再発売)。「サンデー」作品の他、「コミックボンボン」から「スパーク!! トト子ちゃんの巻」、そして電子書籍版には未収録の学年誌・「小学館ブック」作品から一部を収録[67]。この他『ハタ坊とワンペイ』、『不二夫のワルワルワールド』、そして『ア太郎』と『アッコ』から『おそ松』キャラがゲスト出演した作品を収録している[68]

なお、連載第1、2回は単行本の際にコマ割が編集されており、編集前のバージョンは竹書房版(95年版、04年版共通)ソニー版の電子書籍に収録されている。また、2018年に出版された『コアでいいのだ! 赤塚不二夫』では原画の状態で「せいぞろいスモッグ一家の巻」「チビ太はおでんがきらい?」の2作品を読むことができる[69]

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出典:Wikipedia
2019/09/15 18:00
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