おそ松くん
▼人気記事ランキング
5.アニメ
5.2.テレビ第2作
1988年2月13日から1989年12月30日までフジテレビ系列で放送。制作はスタジオぴえろ(後のぴえろ)が担当した。表題は『おそ松くん』であるが、旧作と区別するために『新・おそ松くん』『平成のおそ松くん』と呼ばれることがある。

スタッフィング


ハクション大魔王』『タイムボカンシリーズ』など長くギャグアニメを手掛けてきたタツノコプロ系の流れを継ぐスタジオぴえろがこの作品で初めて赤塚アニメの制作に携わった。また、シュールなコメディを得意とする浦沢義雄が脚本家の一人として参加した[96]

キャスティング


六つ子役の声優陣は前作同様全員女性で、カラ松、一松、十四松を演じた声優たちは他の役も掛け持ちしているため、ハタ坊、トト子、かあさんの出番がある時は、エンディングのクレジットに名前が表示されない。

チビ太役を演じた田中真弓は、今まで数多くのキャラクターを演じてきた中でも特に彼を気に入っている[97]。イヤミ役を演じた肝付兼太はこの役のオーディションを受ける際、「10年前にこの役をやれたらもっとテンションを上げられたのに」と思っていた。それでも収録が終わると「今日は毛細血管が7本切れた」というくらいテンション高く演じていた[98]

内容


原作漫画やアニメ第1作では「日常回」での舞台(すなわち松野一家の住む街)名称は語られていなかったが、第2作では「赤塚台」と命名されている。

原作漫画のアレンジが少なかった第1作に比べ第2作ではアレンジされているものが多い。第31話は時代設定を現代から江戸時代に変更している。第17話ではハタ坊を脅す悪役をイヤミが演じている。トト子、デカパン、ダヨーン、ハタ坊のサブキャラクターが毎回なんらかの役で出演しているが、このために原作でモブキャラクターが演じている役を割り振ったり、オリジナルエピソードを付け加えている。第52話(原作「ウソ発見爆弾だス」)では原作に登場しない婦人警官をトト子、戦車部隊を六つ子が演じている。第68話は「かわいそうなのはとうちゃんでござい」「潮干狩りならドブの中」「イヤミとサメとゴムボート」の3話のエピソードをあわせて構成している。オリジナル回では第46話が『アンタッチャブル』、第74話が『怪人二十面相』など有名作をモチーフにしたものがあった。『西遊記』をモチーフにした第64話の「ちびざるチビ太の大冒険!」と第65話の「トト子のわがままオシャカ様」は1週では収まりきらず、 唯一の2週1話完結作品となった。

ファンの間で人気の高かった「チビ太の金庫破り」はほぼ『少年キング』版原作に沿ってアニメ化され[99]、赤塚不二夫公式サイトでは音声を削除したダイジェスト動画が公開されている[100]

全体的な特徴として1988年当時の流行を取り入れていることが挙げられ、例えばイヤミが光GENJIのファンだという設定があったり、トト子がのりピー語をしゃべる場面がある。また、第41話「摩天楼のホワイトクリスマス」では、ホテルに遅れた「フランク・ハタボー」の代役としてホテルのボーイ役である六つ子が光GENJI流のローラースケートを履いたパフォーマンスを披露するも失敗して大ブーイングを食らい、その後歌手志望のトト子がイヤミの伴奏と共に松田聖子の「スイートメモリーズ」を歌う場面がある。他にも第80話「イヤミの冬ごもり作戦ザンス」では当時ブレイク中のウッチャンナンチャンが登場、イヤミと会話した。

キャラクター面での特徴としては、イヤミとチビ太が主役同然となっており、特にイヤミの存在感は大きなものとなっている。アニメ本編の内容もさることながら、主題歌・次回予告においてもイヤミの個性がより大きく取り上げられている。逆におそ松を除く6つ子たちはかなり脇役の位置にされている。また、キャラクターデザインや演出は初期は原作に近かったものの、後半はアニメ独自のキャラクターデザイン、演出になっている。

ミニコーナー
第2作ではエンディングの後にミニコーナーが設けられており、時期によって異なっていた。

第30話までの毎話にイヤミが「○○○は×××ざんすよ!シェー!」と叫ぶコーナーが設けられていた。当初は話に基づいた教訓などを述べていたが[101]、当時のプロ野球ネタやそれ以外のスポーツ選手ネタが増えていった。なお、イヤミが「シェー!」と叫ぶシーンでは本作のロゴと「次回 お楽しみに」の文字テロップが表示されている。

第31話から第61話までは、「みんなのシェーポーズコーナー」が設けられ、シェーをしている全キャラクターの上で、視聴者より寄せられた、シェーをしている写真が載せられた。その後、群馬テレビチバテレAbemaTVでの再放送では「みんなのシェーポーズコーナー」はカットされ、代わりに第30話まで使用されたイヤミが「シェー!」と叫ぶシーン(「○○○は×××ざんすよ!」を削除したもの)の静止画に差し替えられている。

第62話以降は、チビ太が様々な事柄に文句を言う「今週のてやんでえバーローコーナー」が不定期に設けられていた。

アニメのみの登場人物


アニメ版のオリジナルキャラクター。第21話にて本官さんの代わりに転勤してきた無精ひげのおまわりさんで、第23話で自己紹介をした。本官さんと同じ性格・声優ながらも、極度の人形好きでその人形を「カオルちゃん」と呼んでいる。人形を持って「ねぇ、カオルちゃん」「そうよ、そうよ」などと、独り言をたびたび言っており、腹話術バージョンおままごとバージョンがある。人形を粗末にされると激怒し、第62話でおそ松らに人形を投げ返されたときには銃を乱射していた。また、第43話ではトト子にブ男呼ばわりされて激昂した。
40年後でも人形を持っている。モデルは『天才バカボン』などで描かれていた「オカマのカオルちゃん」というキャラクターで、人形の名前の由来にもなっている。髪型も43話等では「オカマのカオルちゃん」同様のモヒカン刈りであるがツルッパゲの時もある。

他の赤塚作品との関係


次番組である『平成天才バカボン』は、本作品の製作スタッフの多数が参加しており、おそ松くんのキャラクターが時々出てくるほか、音楽についてはほぼ共用となっていた。さらには特別編として1991年10月に『バカボンおそ松のカレーをたずねて三千里』という両作品のキャラクターが競演するアニメーションも製作された。また、原作漫画には登場しないニャロメ・ケムンパス・べしやレレレのおじさんなど後の作品のキャラクターも出演している。ただし、レレレのおじさんは途中までの出演。また『カレーをたずねて三千里』は、『もーれつア太郎』のアニメ第2作(制作 - 東映動画)がテレビ朝日とその系列局で放送された後に発表されたため、ニャロメ・ケムンパス・べしは登場しなかった。

ソフト化・再放送


2003年にテレビシリーズがDVD-BOX化されており、テレビスペシャルの『あっぱれチビ太の鬼たいじザンス』および天才バカボンと共演した『バカボンおそ松のカレーをたずねて三千里』は、2011年4月に発売された『赤塚不二夫DVDコレクション』にて初めてDVD化された。

2000年代前半にCSチャンネルのキッズステーション、2005年ごろに同じくCSチャンネルのアニマックスで本作の再放送が行われた。また、2015年には赤塚の生誕80周年に伴い映像修復が施されたHDリマスター版が制作され、8月から群馬テレビ、11月からチバテレの独立U局で、2016年4月からはインターネットテレビ局のAbemaTV、2017年からはアニマックスでリマスター版の放送がそれぞれ行われている。

キャスト(第2作)


おそ松(声 - 井上瑤
イヤミ(声 - 肝付兼太
チビ太(声 - 田中真弓[102]
カラ松・ハタ坊(声 - 真柴摩利
チョロ松(声 - 松本梨香[103]
一松(声 - 横尾まり、松本梨香(代役))
母さん(声 - 横尾まり)
十四松・トト子(声 - 松井菜桜子
トド松(声 - 林原めぐみ
父さん・べし(声 - 水鳥鉄夫) ※一時期、水鉄夫と誤表記された。
デカパン(声 - 大平透
ダヨーン・ケムンパス(声 - 神山卓三緒方賢一(80-83話))
本官さん・八頭勝三・ニャロメ・レレレのおじさん(声 - 千葉繁
その他 - 稲葉実松尾貴司荘司美代子池田勝、阪脩、丸山裕子、広瀬正志田の中勇峰恵研玄田哲章坂本千夏渕崎ゆり子、川村万梨阿、飯塚昭三安西正弘島田敏鈴木勝美京田尚子菅原淳一上田敏也高宮俊介西川幾雄大滝進矢福田信昭麻上洋子矢野陽子、神代智恵、田原アルノ滝沢久美子、富田耕生

スタッフ (第2作)


原作 - 赤塚不二夫
製作 - 布川ゆうじ
企画 - 嶋村一夫(読売広告社)
キャラクターデザイン - 岸義之
美術監督 - 小林七郎 → 石津節子
撮影監督 - 高橋宏固
編集 - 谷口肇、厨川治彦
音響監督 - 水本完
音響制作 - ザック・プロモーション
音楽 - 本間勇輔
プロデューサー - 清水賢治(フジテレビ)、木村京太郎(読売広告社)
監督 - 鴫野彰
音響効果 - 加藤昭二
録音調整 - 成清量
録音スタジオ - 整音スタジオ
オープニング・エンディングディレクター - 芝山努
広報担当 - 重岡由美子、梅崎浩志
アシスタントプロデューサー - 鈴木重裕
ロゴデザイン - 杉澤英樹
制作デスク - 吉本聡、萩野賢
設定制作 - 水野和則
文芸制作 - 阪口和久
制作 - フジテレビ読売広告社スタジオぴえろ

主題歌(第2作)


作詞 - 秋元康 / 作曲 - 見岳章 / 編曲 - 竜崎孝路 / 唄 - 細川たかし
歌詞はそれぞれ1番はサラリーマンの父親、2番は専業主婦の母親、3番は“バカ息子たち”についての内容となっている[104]
オープニング映像は、イヤミが走り去った六つ子たちに倒される映像が流れた後、イヤミが1番の歌詞に合わせてサラリーマンに扮するという演出がとられている[104]。本作のオープニング映像は、2009年8月からTBSの『リンカーン』のオープニングでアレンジが施されたうえで使われた。イヤミ役は三村マサカズで、その他のレギュラー陣が六つ子を演じた。
エンディングテーマ「おそ松くん音頭」
作詞 - 森雪之丞 / 作曲 - 中山大三郎 / 編曲 - 竜崎孝路 / 唄 - 細川たかし
1番は「六つ子は服装やパーツを取り換えてもどれも同じ」という内容。当時は兄弟順が決められておらず後に『おそ松さん』で順番が決定されたが、そちらとはトド松と十四松の順番が逆になっている[105]。2番は「イヤミやチビ太といったサブキャラクターたちのトレードマークを入れ替えたらめちゃくちゃになった」という内容であり、3番は2番の内容をさらにスケールアップさせたものになっている[105]
「おそ松くん音頭」というタイトルながらも、振り付けには「シェー!」のポーズが何度も見られる。

各話リスト(第2作)


1話 - 65話
キャラクターの顔と目鼻口が入れ替わりを繰り返す演出がとられる。
【CM前】おそ松⇒イヤミ⇒チビ太⇒ダヨーン⇒トト子⇒チョロ松の順
【CM後】トド松⇒デカパン⇒ハタ坊⇒レレレのおじさん⇒本官さん⇒松造⇒松代⇒カラ松の順
66話 - 最終話
【CM前】モノクロ画面で屈伸しているチビ太を、イヤミがハンマーで殴るとチビ太が貯金箱のように崩れ、中から金銀財宝が出てきた。そしてイヤミが喜びのシェーをすると画面がカラーに変わるというもの。
【CM後】モノクロ画面で喫煙しているイヤミを、チビ太がハンマーで殴るとイヤミが崩れ、中から小さなイヤミが数人出てきた。そしてチビ太が驚きのシェーをすると画面がカラーに変わるというもの。
次回予告
大抵の回はオープニングのカラオケ版が流れ、登場人物が次回予告のナレーションを演じるが、第17話・第21話・第40話ではドラマ風になっている。

スペシャル


1988年12月31日(土曜)、1時間SP『おそ松くんスペシャル あっぱれ!チビ太の鬼たいじザンス』が放送された。放送時間は同日18:30 - 21:24に『テレビCM30年史』が編成されたため、17:00 - 18:00に繰り上げて放送された。

内容は日本昔話『桃太郎』のパロディだが、第1作で放送された「モモからうまれたチビ太郎」や、原作「ミュージカル桃太郎」(竹書房第12巻収録)とは異なり、スタッフによる完全なオリジナル作品で、『桃太郎』の世界に様々なお伽噺や名作童話がごちゃ混ぜにしているといった内容である。

オープニングやエンディングは通常版と同じだが、本作ではオープニングの前に怪しいチビ太(実はイヤミ)が淀川長治の口調で滅茶苦茶な解説をしたり、レギュラーキャラが全員桃太郎に扮するといったアバンタイトルが存在する。

1989年4月21日、日本コロムビアから本作を収録したVHSビデオソフトが発売された。2011年5月21日発売のDVDビデオソフト『赤塚不二夫アニメコレクション 映画・TVスペシャル・OVA 豪華13本立てなのだ!』にも、後述の劇場版やOVAと共に収録されている。

放送局(第2作)


フジテレビの土曜夜6時30分枠は準ローカルセールス枠(ネットワークセールスの対象が一部地域のみ)のため、系列局でも未放送や遅れネットになっていたケースが多い。

日本国外での放送


香港では、1990年亜洲電視広東語吹き替え版を『我係西瓜?』のタイトルで放送した。「西瓜?」は出っ歯のイヤミを指す。香港では第2作しか放映していないためにイヤミが主役で六つ子が脇役という解釈になっている。また2012年には韓国でも第2作が放送されている(画面の言語などは全てハングルに置き換えられていた)。台湾では、1996年JET日本台が中国語吹き替え版を『小松君』のタイトルで放送した。「大板牙」は出っ歯のイヤミ、「矮子太」はチビ太を指す。

劇場版


おそ松くん スイカの星からこんにちはザンス!』は、1989年3月18日に東映系の『東映まんがまつり』にて公開された25分の映画である。赤塚原作の少年向けアニメが「まんがまつり」で上映されたのは、1970年7月公開の『もーれつア太郎 ニャロメの子守唄』(第1作のブロウアップ版)以来19年振り[111](新作・カラーは唯一)、また「まんがまつり」でのぴえろ作品は本作が唯一となる。

原作は1966年夏に発刊した「週刊少年サンデー増刊 夏休みまんが大特集号」に掲載され、曙出版コミックス第17巻に収録された「テンノースイカばんざいよ」(竹書房版では第16巻に収録され、「スイカ星人あらわる」と改題)。しかし、冒頭のスイカ星のシーンやスイカ星人の口癖は原作に近いが、後は徹底的にアレンジされている。

劇中、トト子が『ひみつのアッコちゃん』のアッコのようにコンパクトで変身しようとしたり、チビ太が『聖闘士星矢』の星矢の格好をするなど、東映作品のパロディが行われている。

東映ビデオからビデオソフト化されており、2011年5月21日発売の「赤塚不二夫アニメコレクション 映画・TVスペシャル・OVA豪華13本立てなのだ!」において初DVD化となった[112]

スイカ星の支配者(声 - 上田敏也)は、原作および曙コミックス版では「天皇陛下」をもじった「天皇スイカ」となっていたが、アニメでは「スイカ大王」となっている(竹書房版では「スイカ大王」と書き換えられた)。
地球に来たスイカ星人は、原作では先兵隊4名だが、アニメでは先兵隊のほか、スイカ大王を始め多数のスイカ星人がやってきた。また、アニメではスイカ星人の兵器として、巨大ロボットが登場する。
地球人の洗脳方法は、原作ではスイカの種型の通信機を飲ませ、先兵隊が命令することでスイカ星人の言いなりになるのだが、アニメでは「スイカ菌」という一種の洗脳薬を加えた特製スイカを食べさせることで、言いなりになる。
地球人が洗脳状態になる時の様子は、原作では単に目付きが怖くなって狂暴になるだけだが、アニメでは前述の状態の他、着ている服にスイカ模様が写し出される。
(他作品からのスピンオフキャラを除く)原作側のキャラのうち、原作ではトト子が未登場だったが、アニメでは登場。
イヤミは原作では八百屋だが、アニメではチビ太と同居していた貧乏人になっている。
原作のイヤミは特製スイカの手によって、一時的にスイカ星人の手先になるが、アニメでは特製スイカに頼らず、自らの意思で手先になる。
デカパンとハタ坊は、原作では特製スイカの餌食になる一般市民として登場した一方、アニメではそれぞれ科学者と助手として登場、特製スイカの餌食にはならない。
松野家で特製スイカの餌食になったのは、原作ではおそ松と松代だが、アニメでは松造だけに変更されている。
原作ではおそ松が「だったら地球にくるな!! 地球もいっぱいなんだ!!」と告げ、デカパンも「交通事故のない平和な星はたくさんあるだス」と捕らえた先兵隊に対して言い聞かせて撤退させたのに対し、アニメでは特製スイカで洗脳された地球人が大王に被りついたために撤退した。
ラストのオチは、原作では元に戻ったイヤミが、宇宙人騒動に便乗してスイカを1万円(1966年当時)で売り出し、それを見た六つ子が「宇宙でいちばんわるいやつは地球人だな!!」とぼやくのに対し、アニメでは特製スイカで大もうけをしたイヤミを、撤退したスイカ星人が連れ去って終わりとなる。参考:竹書房版「おそ松くん」第16巻および各サイト。
おそ松 - 井上揺
チョロ松 - 松本梨香
トド松、トト子の母 - 林原めぐみ
カラ松、ハタ坊 - 真柴摩利
十四松、トト子 - 松井菜桜子
一松、母さん -横尾まり
イヤミ - 肝付兼太
チビ太 - 田中真弓
デカパン - 大平透
ダヨーン、ケムンパス - 神山卓三
父さん、べし - 水鳥鉄男
八頭勝三、ニャロメ - 千葉繁
スイカ大王 - 上田敏也(第2作本編にてイヤミの先生も担当していた)
製作:布川ゆうじ
原作:赤塚不二夫
脚本:星山博之
キャラクターデザイン:岸義之
美術監督:小林七郎
撮影監督:高橋宏固
音響監督:水本完
音楽:本間勇輔
聖闘士星矢 最終聖戦の戦士たち
ひみつのアッコちゃん
高速戦隊ターボレンジャー
■OVA
1990年8月25日に日本コロムビアから『おそ松くん イヤミはひとり風の中』という題名でOVAが発売された。

チャーリー・チャップリンの映画『街の灯』の翻案である本作は、盲目の娘・お菊(声 - 松井菜桜子)のために盗みを働く浪人・イヤミを描いた時代劇作品で、赤塚不二夫公式サイトにて作者のお気に入りエピソードとして紹介されている[113]

原作である『イヤミはひとり風の中』は曙出版の「おそ松くん全集」第21巻に表題作として収録されている。また、講談社版の24巻にも『イヤミ一人風の中』という題名で表題作として収録、更に竹書房版の18巻にも収録、同本の表紙にはイヤミとお菊が描かれている。

アニメでは、原作に登場しなかった六つ子が登場したり、若殿がチビ太からハタ坊に変更(チビ太は浪人仲間として登場)、医者「黒ひげ先生」(映画『赤ひげ』のもじり)をダヨーン(原作では別キャラ)に変更、ラストのオチが一部省略される[114]などの改編が行われている。

1990年にビデオソフト(VHS)化されたが廃盤、2011年5月21日発売の「赤塚不二夫アニメコレクション 映画・TVスペシャル・OVA豪華13本立てなのだ!」において初めてDVD化された[112]

[4]前ページ
(5.1.テレビ第1作)
[6]次ページ
(5.3.おそ松さん)
~目次に戻る
出典:Wikipedia
2019/09/15 18:00
ソ人気記事ランキング
2019/09/23 更新
 1位日本
 2位清須会議 (小説)
 3位清洲会議
 4位逆鉾昭廣
 5位9月22日
▲上に戻る
[9]Wikipediaトップ
[0]gooトップ
免責事項
(C)NTT Resonant