おそ松くん
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5.アニメ
5.1.テレビ第1作
アニメ版の第1作にあたる『おそ松くん』は、1966年2月5日から1967年3月25日までNETテレビとその系列局で放送。製作は、当時同系列に属していた毎日放送ならびにチルドレンズ・コーナースタジオ・ゼロが担当した。毎日放送のテレビアニメ製作初参入作品にして、在阪局初の自社製作テレビアニメでもある。

制作


赤塚不二夫のアシスタントだった長谷邦夫によれば、チルドレンズコーナーは元々ニュースフィルムの会社で、アニメ未経験の新人アニメーターが制作したため、原作者の赤塚は出来上がりに不満を漏らしていた。シリーズ後半では一部制作をスタジオ・ゼロが担当するようになり、赤塚側の提案で「チビ太の金庫破り」を二部にわけることで30分1話として制作、局の同意を得て放送した[70]

内容


基本的には2話1回形式であるが、第39回から先述の「金庫破り」を始めとする前後編が3回放送、またAパートのみ新作でBパートは再放送という形式も増える。そしてラスト3回は前後編3本の再放送となる。

概ね原作に忠実ではあるが、第11話(原作「びっくり六つ子が一ダース」)では六つ子ロボットを作った科学者がイヤミに変更、第56話(原作「十円もらって産業スパイだ」)では三流自動車会社[71]の社員がイヤミとチビ太、自動車発表会の司会者がダヨーンにそれぞれ変更するなど、原作のキャラクターをレギュラーキャラに変更したり、キャラを追加するという事もあった。また第52話(原作同じ)では全員試合に出場して負傷し、トト子は「兄(ファイティング弱井)は仮病だった」と謝罪する、第81話(原作「花がさいたかだれのもの」)では原作での「松野家とイヤミ・チビ太の家の間に建てた塀に、イヤミが広告を貼り付けて一儲けする」という場面が無くなるなど、原作のオチを改編したり省いたりする事もある。

また、第79・80・91・94・97・99・100・101・102話の計9話は『おそ松』ではなく『カン太郎』が原作で、第94話の様に『おそ松』キャラを追加するか、あるいはそのままの内容でアニメ化するかのどちらかとなった(アニメ末期に六つ子が登場しない話が出たのはそのため)。

フィルムの紛失と再発見


第1作はモノクロ作品のため、1960年代末期から1970年代初頭まで東京12チャンネル(現:テレビ東京)で再放送されたことはあったが、以後はほとんど再放送されず、その後フィルムも行方不明となっていた。1990年に毎日放送千里丘スタジオにあるフィルム保管倉庫から『ファイトだ!!ピュー太』『かみなり坊やピッカリ・ビー』と共に発見され、開局40周年記念のVHSビデオ「レトロアニメ劇場1 おそ松くん」として発売、関西ローカルで再放送もされた。特番で他局へ映像を提供する際は放送時に「映像提供 毎日放送」または「映像提供 MBS」とテロップで表示される。また、おそ松役の加藤みどりを始めとする声優陣に加え赤塚不二夫がVTR出演し、タモリ明石家さんまが赤塚不二夫作品とその人柄を語るMBS金曜スペシャル「シェー・元祖おそ松くんの特番ざんす」(1990年9月7日、毎日放送)という特別番組が組まれた。

2002年には35年ぶりにCSでTV放送された。本放送当時の毎日放送はNETテレビ(現:テレビ朝日)とネットを組んでいた(いわゆる腸捻転解消前)ため、TBS(腸捻転解消後の毎日放送ネット系列)では本放送が放送されていなかったが[72]、CSでの再放送はTBS系列のTBSチャンネルで行われた。

ビデオソフト


1990年に上述の毎日放送開局40周年記念のVHS「レトロアニメ劇場1 おそ松くん」がビクター音楽産業(現:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)から発売された。2001年、パイオニアLDC(現:NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン)より全話DVD化された[73][74]。特典映像を加え4枚組セット全3巻を発売。2002年から2003年にかけて単品でも発売された[75]。2002年に、再びビクター音楽産業からVHSが発売。内容は上記のDVDの同じである。2006年、スバックより500円DVDとして発売、翌年3月までに6万5千本を売り上げた[76]。2016年9月2日、赤塚不二夫生誕80周年記念としてハピネットより『おそ松くん−オリジナル版−』全6巻のDVDが発売された[77]

キャスト(第1作)


おそ松、ハタ坊 - 加藤みどり
カラ松 - 山本圭子[78]、白石冬美〈代役〉
チョロ松 - 山本圭子
一松、トド松 - 北浜晴子
十四松 - 東美枝
トト子 - 白石冬美(第5話、第10話-第41話、第63話-最終話)[79]沢田和子(第8話、第53話-第56話)[80]
イヤミ - 小林恭治
チビ太 - 田上和枝(第1話-第50話)→水垣洋子(第51話-第76話、第79話-第82話、第85話-第86話、第96話-第97話)→沢田和子(第77話-第78話、第83話-第84話、第87話-第95話、第98話-最終話)[81]
かあさん - 麻生みつ子(第1話-第49話)→近藤高子(第51話-最終話)
とうさん - 八奈見乗児(第1話-第49話)→小林恭治(第55話-第60話)→鈴木泰明(第61話-最終話)
デカパン - 神山卓三和久井節緒
ダヨーン - 神山卓三(第1話)→大竹宏(第4話-最終話)
モグラ - 中村正
その他 - 中野宏、北川麻理、増岡弘、日笠浦一、森川久美子、有本欽隆北山年夫小宮山清島田彰近石真介中島元

スタッフ(第1作)


原作・監修 - 赤塚不二夫
脚色・絵コンテ - 鈴木伸一、永沢詢、広田清、北川今、於田次郎、藤正紀、関龍二、高木厚 他
作画演出 - 宮沢一夫、クニトシロウ、鈴木伸一 他
美術 - 児玉喬夫、半藤克美
音楽 - 渡辺浦人(第50話まで)→三保敬太郎(第51話から)
撮影 - 高橋宏固 他
オーディオ演出 - 松下秀民、川瀬絢一郎
協力 - 俳協、現代劇場(クレジット上ではその他)
製作担当 - 上野壽夫
制作 - 山本善次郎
演出チーフ - 永沢詢
企画制作 - 毎日放送、チルドレンズ・コーナースタジオ・ゼロ(第51話から)

主題歌(第1作)


1度だけ変更がされているが、いずれも作者である赤塚不二夫自ら作詞を手がけている。

作詞 - 赤塚不二夫 / 作曲 - 渡辺浦人 / 唄 - 六つ子(加藤みどり、山本圭子、北浜晴子、東美江)、イヤミ(小林恭治)、チビ太(田上和枝) セリフ - 松代(麻生みつ子)
オープニングは1番と2番を歌い、エンディングでは3番を歌った。
映像に出てくるレースカーは、「週刊少年サンデー」1966年4号に掲載された特集記事「さんざんイヤミ作戦」に登場したもので、第85話「グランプリ全滅レース」は同記事に掲載された漫画が原作になっている。
「おそ松くんのうた2」(第51話 - 最終話)
作詞 - 赤塚不二夫 / 作曲 - 三保敬太郎 / 唄 - 藤田まこと
エンディングではAメロを省いたインストルメンタルを使用。

各話リスト(第1作)


放送局(第1作)


放送系列は放送当時のもの。

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出典:Wikipedia
2019/09/15 18:00
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