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いすゞ・フォワード
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概要
フォワードFORWARD)はいすゞ自動車が製造する中型トラックである。日本国外では主にいすゞ・Fシリーズとして展開されているが、南米ではシボレーブランドで販売される。なお、北米においてはフォワードのキャブと6Hディーゼルエンジンをゼネラルモーターズ(GM)製シャシに搭載した車両が、いすゞ・Fシリーズおよびシボレー/GMCのTシリーズとして展開されている。

前史[編集]

TY[編集]

1966年昭和41年)5月、いすゞは、日野自動車1964年〈昭和39年〉に初代レンジャー発売)、三菱重工業(現三菱ふそうトラック・バス1965年〈昭和40年〉にT620発売)に続いて初の中型トラック・TY型を発売した。セミキャブオーバー型で、全車4t積、平ボディのTY20とダンプのTY20-Dの2種類。エンジンは直列6気筒・3.644cc・100psのD370型を搭載。
1966年(昭和41年)9月、バンボディ車を追加。
1967年(昭和42年)8月、3.5 t積み追加。
1968年(昭和43年)3月、マイナーチェンジ。フロントグリルを変更。

歴史[編集]

初代(1970年-1975年〔Sキャブは1970年-1986年〕)[編集]

1970年(昭和45年)4月、TR型登場。直6・125 psのD500型エンジン搭載。先代のTY型に引き続き、セミキャブオーバー型を採用。フルキャブとSキャブ(ショートキャブ)の2種類があった。キャブの形状から「ムーミン」の愛称で親しまれている。
1971年(昭和46年)7月、D500型エンジンを125psから130psにパワーアップ。
1972年(昭和47年)9月、マイナーチェンジ。SBR型が登場し、外装デザインが変更される。
1974年(昭和49年)5月、中型車初のAT車を追加。
1975年(昭和50年)8月、フルキャブはフルキャブオーバー型としてフルモデルチェンジされるが、Sキャブは「フォワードS」として、フォワードジャストンが登場する1986年(昭和61年)まで生産された。

2代目(1975年-1985年)[編集]

1975年(昭和50年)8月、ベッド付き車のみフルモデルチェンジ。フルキャブオーバー型となる(SBR/FBR/JBR系)。中型直噴ディーゼルの嚆矢となる145 psの6BB1型エンジン[1]を搭載。
キャッチコピーは「フォワード・ザ・ビッグ」。
1976年(昭和51年)7月、160 psの6BD1型エンジンを搭載したフォワードFX-IIを発売。従来の6BB1型搭載車はフォワードFX-Tに改名され、車両型式も*CR系となる。
キャッチコピーは「隣りもフォワード」。
1978年(昭和53年)8月全輪駆動のSCS330型とSCS370型を追加。エンジンは6BD1型・160 ps。
1979年(昭和54年)10月、マイナーチェンジ。内外装を大幅に変更。6BF1型170 psを搭載したフォワードFX-Vを追加し、車両型式も*D*系となり昭和54年排出ガス規制に適合。バイレベル機構付き強制ベンチレーター、ビニールニットシート、ディスクブレーキエアサスペンション、速度感応型パワーステアリング、チルトステアリングなど、装備が充実し始める。後にターボエンジン搭載車も登場。
キャッチコピーは「オーライ!フォワード」。
1980年(昭和55年)12月、6BD1型・180 psターボエンジン搭載車とワイドキャブ車を追加。全車に助手席セーフティーウィンドウを標準装備。
1981年(昭和56年)3月、4.5 t、5.5 tセミトラクタを追加。
1982年(昭和57年)5月、超ロングボディ架装のワイドキャブ車や、5 tコンテナ専用車など32車型を追加発売。
1984年(昭和59年)2月、マイナーチェンジ。グリルガーニッシュがシルバーからブラックになるなど内外装デザインが変更され、車両型式もF**系となる。昭和58年排出ガス規制適合の新開発エンジンを搭載。810同様、予熱や停止がイグニッションキーのみで行えるエンジンワンキーシステムが装備され、バッテリーリレースイッチが廃止される。CMキャラクターには古舘伊知郎を起用。
1984年(昭和59年)8月、エアサスペンション装備車を発売。
日本テレビ系で1982年(昭和57年)4月28日から9月22日まで2クール放映されたテレビドラマ女かじき特急便』で、劇用車鮮魚輸送トラックにこの2代目モデルが充てられたが、これは放映当時60秒×6社で構成されていたスポンサーにいすゞ自動車が入っていたためである。


3代目(1985年-1994年)[編集]

1985年(昭和60年)6月登場。愛称は810の弟分として開発コード840(ハ・シ・レ)が与えられた。また、トラックとしては初めてグッドデザイン賞を受賞した。
消防車などの特殊車両向けにATがオプション設定されたが、燃費は芳しいものではなかった。また、AUTOMATICロゴが装着された。ターボに加えインタークーラーターボの設定(6BG1-TC型エンジン)。200 ps以上にパワーシフトを設定。
810同様の助手席と中央席を倒してベッドを拡張できるマルチユースシート&ベッドや、ステアリングロックなど装備も充実していた。
840の登場時に実車をウイリー走行させるCMが放送されており、市販車後輪の泥除けにも前輪を高く上げたフォワードのイラストが描かれている。なお、イラストのモデルはヘッドランプが角形4灯の前期型だが、これは後の1990年平成2年)の異型ライトに変更された後もそのまま新車装着された。
キャッチコピーは「生き残るトラックはコイツだ」「コイツがいすゞのトラックだ」。
1985年(昭和60年)8月、5t - 7tの増トン車を追加。
1987年(昭和62年)5月、自動変速機NAVi6をオプションで設定。
1988年(昭和63年)1月、マイナーチェンジ。セラミックターボエンジン車追加。フロントグリルを変更。内装をフルトリム化。インタークーラー装着車にはエアダムが標準装備された。
1989年(平成元年)1月、エアオーバーハイドロリックブレーキ(AOH)装着車にエアドライヤーを標準装備し、後輪ブレーキをサイズアップした。また、4 tウイング完成車など車種バリエーションを増やした。
1990年(平成2年)4月、ヘッドランプを角形4灯から異形2灯に変更。このヘッドランプはこの年以降のエルフ810EXスーパークルーザーにも使われた。西工ネオロイヤルC型・92MCと富士重17型・後期型(日産ディーゼル製シャーシー以外)もこのヘッドランプを装着している。エンジンはそれまでの6BG1からSOHCヘッドを採用した6HE1に変更し、従来から設定している6SA1を含めてNAエンジンはすべてSOHCに統一(6BD1ターボも廃盤)。これにより平成元年排出ガス規制に適合。パワーウィンドウや運転席アームレスト、オートドアロックなどが標準装備された。
キャッチコピーは「NEXT STAGE オールニューフォワード」。
1992年(平成4年)2月、マイナーチェンジ。ISUZUロゴを現在のものに変更。グリル上下に水色のラインが入る。
1992年(平成4年)4月、SOHCインタークーラーターボの6HE1-TC型エンジン(250 ps)を追加。250 ps車には永久磁石リターダも標準装備。また、ABSをオプション設定した。

4代目(1994年-2007年)[編集]

1994年(平成6年)2月登場。エンジンはTI、NA共にSOHC方式に統一し、6HE1-S型と6HE-TCS型の2種類となった。パワーシフトとHSAを標準装備し、ABS/ASR、永久磁石式リターダの設定を拡大した。運転席には自動体重調整機構付きシートを採用。ダブルキャブ車のリアドアは先代モデルのものを流用。
キャッチコピーは「New Reader」。
1994年(平成6年)7月大型仕様車(5t/7t)登場。
1995年(平成7年)2月、一部改良。NAエンジンを6HE1(7.1 L)系から6HH1(8.2L)系へ変更。平成6年排出ガス規制に適合。
1996年(平成8年)1月、FTS(7t高床フルタイム4WD)、FVZ(10t)登場。
1997年(平成9年)1月、一部改良。トラックとしては初めて、全車に運転席SRSエアバッグを標準装備。
1997年(平成9年)12月CNGエンジン車をFSRに追加。エンジンは6HH1型ベースにCNG化した6HAS型・190psを採用。
1998年(平成10年)2月、ショートキャブ車「フォワードV」をFRRに追加。
1999年(平成11年)4月、マイナーチェンジ。フロントグリル上にデザインラインを追加。NAエンジンに6HL1(7.2L)の追加。ターボインタークーラーエンジンを6HE1-TC(7.1L)系からコモンレール搭載の6HK1-TC(7.8L)へ変更。低床フルタイム4WD車(FRS-J、FSS-J)登場。平成10年・11年排出ガス規制に適合。
1999年(平成11年)7月、エアサスを4バッグ式に変更したフォワードマックス発売。
2001年(平成13年)2月アイドリングストップ&スタートシステムをオプション設定。ショートキャブ車の設定を拡大。
2002年(平成14年)2月、一部改良。平成13年騒音規制に適合し、クラッチレスのMT「スムーサーF」設定。
2002年(平成14年)12月、一部改良。スピードリミッターをGVW8 t以上車に標準装備。スムーサーFの設定を拡大した。
2004年(平成16年)4月、一部改良。排気酸化触媒、噴射系改良等により平成15年・16年排出ガス規制に適合。完成ウイング車「Fカーゴ」設定。
2005年(平成17年)6月新長期規制モデル(識別記号ADG-)の設定(D-COREシリーズ5.2 L直列4気筒4HK1-TC 190 ps)、合わせて灯火類の保安基準改正に対応。バンパー等の形状変更・高出力車にもスムーサーFの設定拡大・「Fカーゴ」にアルミバン・アルミバンパワーゲート付を追加設定。
2005年(平成17年)10月エルフにオプション設定された機械式AT(AMT)スムーサーEオートシフトが、フォワードにも「スムーサーFオートシフト」としてオプション設定された。

5代目(2007年- )[編集]

2007年(平成19年)5月24日登場。GVW8トン車(FRR)と同11トン車(FSR)を同時発売。小型トラック「エルフ」との部品共有化が行われたほか、エルフ同様に機械式AT(AMT)のスムーサーFxが標準装備された(従来のクラッチペダル付き6速MTも全車にオプション設定)。また、中型トラックでは初めて助手席用エアバッグとプリテンショナー付きシートベルトが設定された。6月2日には中型免許制度が施行され、フォワードは全車種が普通免許での運転が不可能になり、改正前の大型仕様増トンタイプと言われていた5.5 t積みは特定中型貨物へと扱い方が変更になった。新長期規制+低排ガス+H27年燃費基準達成(PKG-/PDG-)の適合化。全車D-COREエンジン化(NAエンジン廃止)。6HK1-TCSを300 ps化。
従来のオルガン式エアブレーキペダルが、日野・レンジャーと同様の上吊り式(いわゆるプロコントロールペダル)になった。
増トン車(FVR・FVZ)と高床4WD車(FRS・FSS・FTS)はフロント周りが変更され、ヘッドランプがバンパーに装着されている。これは、FRRなど中型用のキャビンをそのまま使うと、ヘッドランプの位置が高くなり、新灯火器規制に対応できなくなるため。なお、高床4WD車と増トン車はヘッドランプの形状、ターンランプの位置が異なる。高床4WD車のヘッドランプは2015年(平成27年)にモデルチェンジしたエルガブルーリボンにも流用されている。
2007年(平成19年)9月7日、CNG車をフルモデルチェンジ。
2010年(平成22年)5月17日、マイナーチェンジ。一部車種がポスト新長期排気ガス規制に適合。6HK1型エンジン搭載車は尿素SCRシステム搭載、4HK1型エンジン搭載車は尿素フリーと2ステージターボ化。また、従来のJIS式ホイールに代わり、ISO式ホイールに変更となった。
2011年(平成23年)5月20日、GVW12 t以下車がポスト新長期排気ガス規制に適合。同時に搭載エンジンの見直しを行い、GVW8トン車並びにGVW11 t車の240 psエンジン搭載車はエンジンを6HK1型から4HK1型に変更。GVW14.5 t車には255 psエンジン搭載車を、GVW20 t車には260 psエンジン搭載車をそれぞれ新規設定。
2011年(平成23年)5月23日、東京都からディフィートデバイスの使用に関する指摘をうけ、最新の排出ガス規制に適合するフォワードの出荷を停止。
2011年(平成23年)6月3日、東京都は最新の排出ガス規制に適合するフォワードが、実際の走行試験で国の基準の3倍以上に上る排出ガスを出していることが分かったとし、国土交通省に道路運送車両法違反で通報、いすゞ自動車は同日リコールを届け出た。この問題を指摘した東京都の石原慎太郎都知事は6月3日の定例会見で「巧妙なインチキ。企業ぐるみの犯罪だ」と、排ガス規制値を決定する環境省や審査を実施した国交省の責任についても追及した。
2013年(平成25年)10月、第43回東京モーターショーに6輪駆動車「フォワード 6x6」を出品。東京消防庁の高踏破偵察車のシャーシに採用された。
2014年(平成26年)10月28日、マイナーチェンジ。エコストップを一部車型を除き標準装備としたことにより、燃費を向上させ、LDWS(車線逸脱警報装置)IESC(電子式車両姿勢制御システム)をオプション設定した。また、MT車に積載状態や道路勾配を自動判別し、走行状況に合わせてきめ細かにトルクや加速度を制御するECONOモードの機能を追加した。その他、ラジエーターグリルおよびステアリングホイールのデザインを変更した。
2017年(平成29年)4月27日、マイナーチェンジ。平成28年排出ガス規制に適合。エンジンシステムの広範囲な見直し実施により重量車燃費基準+10 %を達成。また、プリクラッシュブレーキミリ波車間ウォーニング、 LDWS(車線逸脱警報)、IESC(電子式車両姿勢制御システム)を全車(全駆、CNG車を除く)に設定した。GVW20t車のエンジンが、6HK1から6NX1[2]に変更される。GVW8 t、11 tのカーゴ系では、前記の先進安全装備を標準化。2017年(平成29年)3月12日より新設された準中型免許に対応するGVW7.5 t車が設定された。[3]
2017年(平成29年)7月28日UDトラックスに5代目コンドルとしてOEM供給開始。
2017年(平成29年)10月25日、Fカーゴをベースに、アッシュベージュメタリックの専用キャブカラー、ISUZUロゴが刺繍された本革調シート、赤色のシートベルトなどを特別装備した「いすゞ自動車創立80周年記念特別仕様車」を200台限定で販売[4]

ラインナップ[編集]

初代前期型[編集]

フォワード・カーゴ
TR(4 t)

初代後期型・2代目[編集]

フォワードS・カーゴ
SBR(E)/SCR(E)(4 t)
フォワード・カーゴ
SBR/SCR/SDR/SCR(S)(4 t)
FBR/FCR/FDR(5 t)
JBR/JCR/JDR(6 - 7 t)
FTM (10 t、海外専売)
フォワード・セミトラクタ
VDR(4.5 t、5 t)
フォワード・4WD
SCS(4 t)

3代目・4代目[編集]

フォワードジャストン
NQR (4 t)
NRR (4,6 t/4,7 t)
フォワード・カーゴ
FRR(4 t)
FRD(4 tエアサス・1999年廃止)
FSR(5 t/6,5 t/7 t)
FTR(8 t)
FVR(9 t)
FVZ(10 t)
フォワードマックス・カーゴ(エアサス車)
FRD(4 t)
FSD(5 t/7 t)
フォワード・ダンプ&ミキサ
FRR(4 t)
FSR(5 t/7 t)
フォワード・セミトラクタ
GSR(5 t)
フォワード・4WD
FRS(4 t)
FSS(5 t/6 t)
FTS(7 t)
フォワード・FXシリーズ(海外専売)
FXR(17 t)
FXZ(26 t/28 t)
GXR(40 tセミトラクタ)
GXZ(45 tセミトラクタ)

5代目-[編集]

フォワードマックス、フォワードジャストン廃止。エアサス車もF*R系となる。

フォワード・カーゴ/ダンプ&ミキサ
FRR(4 t)
FSR(6.5 t カーゴ系限定)
FTR(8 t)
FVR(9 t)
FVZ(10 t/14 t)
FVZ(16 t 海外専売)
フォワード・セミトラクタ
GSR(5 t)
フォワード・4WD
FRS(4 t)
FSS(5 t/6 t)
FTS(7 t)
フォワード・FXシリーズ(海外専売、ギガやデカの車名で販売される地域もある)
FXR(17 t)
FXZ(26 t/28 t)
GXR(40 tセミトラクタ)
GXZ(45 tセミトラクタ)

フォワードジャストン(FORWARD JUSTON)[編集]

フォワードのシャーシにエルフのキャブを載せたモデル。海外ではNQR/NRR(Nシリーズの一ラインナップ)として発売されている。三菱ふそう・ファイターUD・コンドルにも同様に2トン車のキャブを載せたモデルが存在した。

小型・軽量なエルフのキャビンを使い、前軸に掛かる空車重量を減らす事ができたため、キャブバッククレーンダンプアジテータの架装に有利で、フォワードと同じGVW8トン未満クラスながら積載量を多く取る事ができ、フォワードのベッドレスキャビンよりも更にキャビンが短いため、フォワードと同じ車両全長なら荷台を長く、同じ荷台長なら全長を短くする事ができた。

またフォワードに比べ廉価であった事から、官公庁の保有する清掃車やごみ収集車、レンタカー会社などで保有されていた。車内はオルガン式ブレーキペダルとエア圧メーターが追加され、助手席側窓ガラスが安全窓を避ける形で昇降する他はほぼ同一。GVW8トン超となる車両は存在しなかった。

キャビンのベースとなるエルフのマイナーチェンジや長いモデルライフによる陳腐化によって廃止となったが、後年、GVW8トン未満(積載量4トン)クラスのエルフが登場することになる。

1986年(昭和61年)9月セミキャブオーバーのフォワードS(Sキャブ・初代フォワード)を16年ぶりにフルモデルチェンジする形で登場。キャブは4代目エルフの物を流用した。キャブサスペンションやルーフベンチレーターを標準装備した。エンジンは6BG1型・175 ps、6BG1-N型・155 psの2種類。
1988年(昭和63年)8月マイナーチェンジ。フロントグリル・車名デカールを変更し、グリルはフォワードジャストン専用の物に変更。安全窓を標準装備。
1990年(平成2年)6月マイナーチェンジ。ヘッドランプが角形4灯から異形2灯タイプに変更された。ISUZUロゴが現在の書体になる。エンジンを6HE1型に変更し、平成元年排出ガス規制適合。
1994年(平成6年)7月フルモデルチェンジ。キャブを5代目エルフ、エンジンとシャシーを4代目フォワードの物に変更。ブレーキにエアオーバーハイドロリックブレーキ(AOH)を採用した。3速ATが設定される。
1995年(平成7年)5月一部改良。エンジンを6HH1型に変更し、平成6年排出ガス適合。
1996年(平成8年)1月軽量仕様のフォワードジャストンII(NQR)を追加。エンジンは4HE1-T型・160 ps。
1999年(平成11年)4月マイナーチェンジ。エンジンを6HL1型に変更し、平成10年排出ガス規制適合。エアバッグと液晶式オドメーター・トリップメーターが装備される。外観はフロントグリル変更とISUZUロゴのエンブレム化のほか、バンパーが樹脂製からスチール製となりカラード化された。
2002年(平成14年)スムーサーFを設定。フォワードジャストンII国内向け販売終了(エルフに統合)。
2004年(平成16年)国内向け販売終了。

エンジン出力[編集]

規制・形式      排気量    馬力     トルク
K-
6BB1 5,393 cc 145 ps/3200rpm 35 kgf・m/2,000 rpm
6BD1 5,785 cc 160 ps/3200rpm 39 kgf・m/2,000 rpm
6BF1 6,130 cc 170 ps/3200rpm 42.5 kgf・m/1,900 rpm
6BD1-T 5,785 cc 180 ps/3000rpm 49 kgf・m/1,800 rpm
P-
6BG1-TC・TCE 6,494 cc 200 ps/2800rpm 65 kgf・m/1,700 rpm
6SA1   8,413 cc 200 ps/2700rpm 58 kgf・m/1,400 rpm
6BD1-T 5,785 cc 185 ps/3000rpm 53 kgf・m/1,800 rpm
6BG1-S 6,494 cc 175・180 ps/3000rpm 46・47 kgf・m/1,800 rpm
6BG1-N 6,494 cc 155・160 ps/2800rpm 44・45 kgf・m/1,800 rpm
U-
6HE1-TCS 7,127 cc 250 ps/2700rpm 70 kgf・m/1,700 rpm
6HE1-TCN 7,127 cc 220 ps/2700rpm 66 kgf・m/1,700 rpm
6BG1-TC2 6,494 cc 230 ps/2800rpm 66 kgf・m/1,700 rpm
6BG1-TC1 6,494 cc 210 ps/2800rpm 65 kgf・m/1,700 rpm
6SA1   8,413 cc 200 ps/2600rpm 58 kgf・m/1,400 rpm
6HE1-S 7,127 cc 195 ps/2900rpm 51 kgf・m/1,800 rpm
6HE1-N 7,127 cc 165 ps/2800rpm 46 kgf・m/1,800 rpm
KC-
6HE1-TCS 7,127 cc 260 ps/2700rpm 77 kgf・m/1,400 rpm
6HE1-TCN 7,127 cc 230 ps/2700rpm 68 kgf・m/1,400 rpm
6HH1-S 8,226 cc 210 ps/2850rpm 55 kgf・m/1,700 rpm
6HH1-C 8,226 cc 185 ps/2850rpm 55 kgf・m/1,700 rpm
6HH1-N 8,226 cc 175 ps/2850rpm 50 kgf・m/1,700 rpm
KK-.KL-
6HK1-TCS 7,790 cc 280 ps/2700rpm 82 kgf・m/1,400 rpm
6HK1-TCC 7,790 cc 260 ps/2700rpm 76 kgf・m/1,400 rpm
6HK1-TCN 7,790 cc 240 ps/2700rpm 70 kgf・m/1,400 rpm
6HK1-TCR 7,790 cc 205 ps/2700rpm 55 kgf・m/1,400 rpm
6HH1-S 8,226 cc 225 ps/2900rpm 58 kgf・m/1,700 rpm
6HL1-S 7,166 cc 205 ps/2900rpm 51 kgf・m/1,700 rpm
6HL1-N 7,166 cc 180 ps/2800rpm 50 kgf・m/1,700 rpm
PA-.PJ-
6HK1-TCS 7,790 cc 280 ps/2700rpm 82 kgf・m/1,400 rpm
6HK1-TCC 7,790 cc 260 ps/2700rpm 76 kgf・m/1,400 rpm
6HK1-TCN 7,790 cc 240 ps/2700rpm 70 kgf・m/1,400 rpm
6HK1-TCR 7,790 cc 205 ps/2700rpm 55 kgf・m/1,400 rpm
PB-
6HL1-S 7,166 cc 190 ps/2900rpm 51 kgf・m/1,700 rpm
ADG-
4HK1-TC 5,193 cc 190 ps/2600rpm 53 kgf・m/1,600 rpm
PKG-.PDG-
6HK1-TCS 7,790 cc 300 ps/2400rpm 100 kgf・m/1,450 rpm
6HK1-TCC 7,790 cc 260 ps/2400rpm 78 kgf・m/1,450 rpm
6HK1-TCN 7,790 cc 240 ps/2400rpm 72 kgf・m/1,450 rpm
4HK1-TCS 5,193 cc 210 ps/2600rpm 65 kgf・m/1,600 rpm
4HK1-TCC 5,193 cc 190 ps/2600rpm 53 kgf・m/1,600 rpm
SKG-
6HK1-TCS 7,790 cc 300 ps/2400rpm 100 kgf・m/1,450 rpm
6HK1-TCC 7,790 cc 260 ps/2400rpm 78 kgf・m/1,450 rpm - 2,200 rpm
6HK1-TCH 7,790 cc 255 ps/2400rpm 76 kgf・m/1,400 rpm - 2,300 rpm
4HK1-TCH 5,193 cc 240 ps/2600rpm 72 kgf・m/1,600 rpm
4HK1-TCS 5,193 cc 210 ps/2600rpm 65 kgf・m/1,600 rpm
4HK1-TCC 5,193 cc 190 ps/2600rpm 52 kgf・m/1,600rpm - 2,500 rpm

生産拠点[編集]

いすゞ自動車藤沢工場
台中?鈴汽車有限公司 ・外埔工場

メーカー完成車シリーズ荷台メーカー[編集]

平ボディシリーズ - 小平産業パブコ、東洋ボデー(東洋ボデーはGVW14tには設定なし)
Fカーゴドライバンシリーズ、Fカーゴクールシリーズ - 日本フルハーフ
Fカーゴウイングバンシリーズ - 日本フルハーフ、日本トレクス
ダンプシリーズ - 新明和工業極東開発工業
セフテーローダ・ダンプシリーズ - 花見台自動車

その他[編集]

観光向け水陸両用バスとして、6t車をベースに用いられている。(運行会社:日本水陸観光(株)
シボレー/GMCのTシリーズとして展開されている。
1994年に公開されたスタジオジブリが製作した映画「平成狸合戦ぽんぽこ」の一場面で同型車両(3代目、中期型)が使用されていたことがある。
自衛隊に納入された車両は『トラック2 1/2t 4×4カーゴ』と呼ばれる。

関連項目[編集]

いすゞ・エルフ
いすゞ・810
いすゞ・ギガ
UD・コンドル - 現行型は当車種のOEM供給車。
こべっこII世号

脚注[編集]

外部リンク[編集]

ISUZU:FORWARD(公式サイト・新長期適合車)
ISUZU:FORWARD(公式サイト・ポスト新長期適合車)
ISUZU:FORWARD CNG・MPI -圧縮天然ガス自動車
ISUZU F-Series
ISUZU Fシリーズ(台湾)
ISUZU FX series (南アフリカ)
ISUZU GIGA PRIME(フィリピン)

出典:Wikipedia
2020/02/28 14:00
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